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非常食も自分でつくって安心を増やす。「炒り玄米」のつくりかた

2021年は、東日本大震災から10年という節目。わたしたちの防災意識や普段の備えなども、この10年で大きく変わってきました。また台風などの自然被害が増えたこともあり、日頃から緊急時用の防災グッズなどを準備している方も多いことでしょう。

以前こちらの記事では、万が一に備えた「防災クッキング」の考え方をご紹介しました。日常的に乾物や発酵調味料を取り入れることで、普段の食材がそのまま備蓄にもなる、という考え方です。(これと似た考え方は内閣府の防災情報などでも「ローリングストック」という独自の用語で紹介されています)

普段の食卓にも活かせて、かつ、いざという時の備蓄にもなる「炒り玄米」をつくっておきましょう。準備時間も含めて1時間ほどでできちゃいます。

炒り玄米とは

読んで字の如く、玄米を炒ったもの。白米でもつくれますが、栄養豊富な玄米を炒っておくことにはいくつか理由があります。

そのまま食べられる

栄養価が高い玄米ですが、生のまま食べるのはちょっと難しいです(そういう健康法をしていた偉人もいるそうですが)。また、玄米は通常、炊く前に一晩ほど水に浸けておく必要がありますが、炒ることで炊かずともポリポリと食べられるようになります。

むしろ食べやすい

食物繊維が豊富な玄米。白米よりも苦手…と感じる方もいるかもしれませんが、炒ると消化しやすい、つまり胃腸への負担も軽くなり食べやすくなります。

保存できる

お米そのものが乾物という保存食ではありますが、炒り玄米は、すぐ食べられる保存食として備蓄できます。

炒り玄米のつくりかた

材料と道具
・玄米(つくりやすい量)
・水
・土鍋、またはフライパン
・木ベラ、または耐熱ゴムベラ

1. 玄米を準備します。

玄米をよく洗い、30分ほど浸水させておきます。その後、一旦ザルにあけて水を切ります。

洗う前、生の玄米。0.5〜1合くらいの量がつくりやすいと思います。はじめによく洗いましょう。

2. 水を切ってから土鍋(またはフライパン)にあけます。

3. 小さめの中火にして、木ベラ(または耐熱ゴムベラ)をつかって鍋底から軽く炒りはじめます。

初めは水分を含んでシャバシャバの玄米。

5分前後で水分も飛びます。

少し色がつきだし、小さくパチパチという音がし始めて、だんだん粒がふっくらしはじめます。

パチパチと弾けながら、ポップコーンみたいに弾けるお米も出てきます。完成に近づいているサイン。土鍋の場合は火を止めてここからは余熱でもOKです。

全体的にいい色になってきたら数粒食べてみてください。ポリポリ、カリカリ、粒状のコーンフレークみたいな食感であれば完成です。

4. バッドやお皿にあけて冷ましてから保存容器に移す。

普段の使い道もいろいろ

事前に炒っておくだけで、玄米がより身近で日常的に楽しめます。

・緊急食として小分けにして持ち歩く。
・食卓に常備してスープやサラダのトッピングにする
・おむすびに混ぜ込む
・炒り玄米にお湯を注ぎ入れ、即席の玄米茶にする
・もっと多めのお湯でサラッとしたお粥にする
・白米ごはんを炊くときに混ぜて炊く。すでに炒ってあるので普段通り炊ける。

防災バッグに入れておく場合は、十分に冷ましてから乾燥剤などと一緒にジップ袋に入れておくといいですね。いざというときも、食べ慣れている普段の食品が活用できるという安心を確保することで、不安がひとつ和らぎます。