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ウガンダで情報革命!ドラム缶でできたパソコン「デジタル・ドラム」が登場

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みなさんは初めてインターネットを使った日を覚えていますか?

今では当たり前となったインターネットでますが、世界を見渡せばその恩恵を受けているのはまだまだ一部の人だけです。アフリカのウガンダでは、全人口の10%の人しかインターネットを利用できていません。

そこでユニセフは情報格差をなくすため、ウガンダのとある村にネット端末を設置しました。しかもそれ、ドラム缶を改造してつくられているのです!


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こちらの「デジタル・ドラム缶」はアフリカでよく使われているそうです。耐久性も強いので屋外に置くには最適。

この中に2台のパソコンを組み込み、電力はソーラーパネルから供給しています。ウガンダでは日照時間が長く太陽光発電に最適ですが、雨が降っても大丈夫なようにキーボードは防水加工されています。

こちらの映像では、製作風景や子どもたちが使っている様子が伺えます。子どもたちはみんな何ができるのだろう?と興味深々ですね。誰でも無料で利用でき、学校に行けない子どもたちの教育の場や情報共有の場として新たなコミュニティスペースとなりそうです。

コストは製作費が6,000ドルで一年の維持費が2,000ドル。メンテナンスのために現地の人を採用するので、雇用も生み出します。ユニセフは今後2年かけて「デジタル・ドラム缶」を100個つくり、ウガンダの全地域に設置する予定だそうです。


私は知識や好奇心こそ、人を成長させる力があると信じています。パソコンがまだ普及していない他の国にも、この夢がたくさん詰まったドラム缶が広まるといいですね。

(text:木村絵里

[via inhabitat]