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これからの“一服”は、吸わずに「吹いて」みませんか?丸の内朝大学発マイプロジェクト「東京シャボン玉倶楽部」

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「一服=喫煙」なんて考えはもう古いのかも。これからの一服には、健康に害のない“シャボン玉”を吹いてみてはいかがでしょう。ほら、吹いている格好はタバコと変わりないでしょ?

東京シャボン玉倶楽部」は、“朝活”でおなじみの「丸の内朝大学」の卒業生たちによる、できたてほやほやのマイプロジェクト。シャボン玉スタイルを世の中に広めようと、様々なオモシロ仕掛けを企み中です。今回はどこよりも早く、この注目のマイプロジェクトの全容をご紹介します!

喫煙所のコミュニケーションって魅力的じゃないですか?タバコを吸う人たちのたまり場で、大事なことが決まってしまうこともあるんですよね。

こう語るのは、「東京シャボン玉倶楽部」のメンバー長部さん。彼はタバコを吸わないため、喫煙所のコミュニケーションを少しうらやましいと感じていたと言います。確かに、喫煙者がタバコを止められない理由のひとつには、必ずと言って良いほど、この話が挙がりますよね。

言い訳と言ってしまえばそれまでですが、特に男性ビジネスマンにとって、これは結構重要な問題なのかも。でもタバコの有害性はやはり見逃せない……。そこで、彼らが考えたのが、吸うスタイルがタバコと似ているシャボン玉。

女性にとって男性のタバコを吸う仕草が魅力的だと聞いたので(笑)、似ている動作としてシャボン玉を思いつきました。シャボン玉を吹く人たちのたまり場”シャボステーション”をまちの中に作ってしまおうと。

なるほど。確かにシャボン玉なら身体に害もないし、シャボン玉のための“場”があれば、たまり場的な機能も果たしてくれそうです。シャボン玉の大きさや数で競ったりして、会話も盛り上がるかもしれません。

街角にシャボステーション!確かに遠目には喫煙所に見えます。

街角にシャボステーション!確かに遠目には喫煙所に見えます。

日常のちょっとした違和感から生まれたナイスなアイデア。「東京シャボン玉倶楽部」は、昨年12月に丸の内朝大学の環境ソーシャルプロデューサークラスを卒業した後、マイプロジェクトとして活動を開始しました。

現在は、この「シャボステーション」を普及させようと、イベントやオフィスの一角で使用する企業や団体を募集中です。しゃぼん液入りスタンドとスティック50本などをセットとし、設置・撤去などを行うスタッフ1名が同行するスタイルで販売。現在、第1号のシャボステーションを、東京・六本木にある“農業実験レストラン”「六本木農園」に設置し、試運用中とのことです。身体にも心にも優しい一服の場が、イベントやオフィスに広がっていくといいですよね。

シャボン液、スティックなど、「シャボステーション」を作るためのキット一式。「六本木農園」に納品されました。

シャボン液、スティックなど、「シャボステーション」を作るためのキット一式。「六本木農園」に納品されました。

その他にも、大人がスタイリッシュに日常で吹ける「シャボアイテム」の開発や、シャボン玉をふきながら東京を歩く「シャボツアー」の開催など、現在、メンバーで様々なアイデアを出し合い、企画中とのこと。シャボン玉を軸に、今後、様々なコミュニケーションの仕掛けが展開されていきそうです。

シャボン玉の魅力について、長部さんは、

吹いていると子どもに限らず、大人の方も寄ってきてくれる。そこからコミュニケーションが生まれていく可能性を感じています。

と言います。確かに、公園などで子どもがシャボン玉を吹いていると、思わず微笑んで見てしまいますよね。その光景が東京の街の中に登場したら、目立つのはもちろん、知らない人同士のコミュニケーションを生み出すきっかけになるかもしれません。人に避けられてしまうタバコとは正反対の現象ですね。

子どもの遊びと侮ることなかれ。シャボン玉には、コミュニケーションツールとして驚くべき可能性が潜んでいるようです。

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