私たち大人の後ろ姿は、子どもたちにどう映っているのでしょうか?
楽しそう?
いきいきしてる?
それとも……
豊かさと忙しさの中で「たいせつなもの」を忘れかけているように見えるオトナたちの姿に疑問を感じ、立ち上がったのは保育士のふたり。子どもたちを通して社会の闇を感じ、このままではいけないと危機感を持ちました。
子どもたちの 素敵な未来を作りたい!!
“世界を変える”と心に誓った保育士さんによるマイプロジェクト「オトナノセナカ」をご紹介します。
まずはこちらの動画、プロジェクトが始まるまでの物語をご覧ください。
オトナノセナカは、2つの改革をコンセプトに掲げています。
「意識改革」と「きょういく改革」。
“きょういく”は、教育ではなく“共育”、つまり、共に成長していくことを意味しています。
大人が、大人こそが、楽しく生きる後ろ姿を見せて行くべき。
それが、未来の子どもたちを輝かせることになる。
そして、「笑顔あふれる明るい未来」につながる。
これが、彼女たちのメッセージです。
そんな「オトナノセナカ」の活動は、素敵なセナカを増やすためのきっかけづくり。「生きる力を育む教室」「オトナノセナカ・サミット」など、オトナのためのイベントを開催し、様々な気付きを与えています。
例えば、「生きる力を育む教室」は、輝いて生きるオトナを講師として招き、“生きるために大切なことを学ぶ”シリーズもの。これまでに、日本ツリーハウス協会の穴見淳也さんによる「木がおしえてくれたこと ~感じて、動く~」、シンガーソングライターのkahomiさんによる「スタートは自分で創るもの。~冬。本当の自分に向かって~」、僧侶の青江覚峰さんによる「背筋をのばす。」など、講師と対話しながら学べる授業を開催してきました。
イベントに参加した人々は、対話の中から、講師と自分のつながりを強く意識し、「自分も誇りをもって生きていきたい」「ステキなオトナノセナカを見せられるようになりたい」といった声が寄せられているとのこと。少しずつ共感の輪が広がっているようです。
今後の活動について、発起人のひとり、小笠原舞さんに聞きました。
個人でも、家族でも、団体でも、企業でも、行政でも、政府でも、国でも、誰でも自分の背中に責任や自信をもつ世の中にしていきたいです。「オトナノセナカ」は日本独自の言葉。MOTTAINAIのように、世界に日本の歴史、文化を出せる言葉。「オトナノセナカ」を広めて、世界共通の日本語にしたいですね 。新しい風を吹かせたいです。
もうひとりの発起人、小竹めぐみさんは、私たちが忘れかけている「たいせつなもの」についての考えを聞かせてくれました。
信じること。自分も、相手も、こどもも大人も、日本、地球の未来も。見えないものを信じることは、何より強い力になるかと思っています。
未来を信じる力を持った日本人が、「オトナノセナカ」という言葉を堂々と世界に向けて発信できるようになればステキですね!
最後に「ステキなセナカの10ヶ条」をご紹介。ふと、自分に不甲斐なさを感じたとき、読み返すとセナカがシャキッとしますよ。
保育士発、どこかやさしくてかわいいマイプロジェクト「オトナノセナカ」。3月11日(金)には、「Blabo! LIVE !!!」に発起人の小笠原舞さん、小竹めぐみさんが登場します。こちらもお見逃しなく!!
Blabo!の企画にご協力いただいています!
3月11日(金)20時〜 小笠原さん、小竹さんが登場!
プロジェクトの最新情報をチェック!