iPhoneのアプリケーションを通じて、子どもたちに生きるための支援と夢を与えられる!iPhoneアプリ『isave』を使って、世界の医療問題・食料問題の解決に、スマートフォンから参加できるようになりました。このアプリケーションを開発したのはseapという団体。
isaveは、世界で活動しているNGO/NPOの支援を行うことで、世界各国で行われている医療活動、子どもの支援、地雷撤去などの活動を支援し、現地で起きている深刻な課題をレポートや写真を通じて、多くの人に知ってもらうことを目的としています。
isaveを通して寄付を行うことで、以下のようなことができます。
・45円で、赤ちゃんの命を救う栄養粥1杯を提供できます。
・1,000円でマラリアを防ぐ蚊帳を配れます。
・5,000円で下痢で苦しむ子どもたち135人に治療ができます。
・ラオスでは、1,000円で1.6発の不発弾が処理できます
それでは、具体的にアプリを使用するためにはどうしたらよいのかを見てみましょう。
これがトップページ。今見えているのは、認定NPO法人 世界を子どもにワクチンを日本委員会(JCV)の「ワクチンで子どもを救う」という取り組み。ワクチンがないために命を落とす子どもの数と、その解決に向けて私たちにできることが簡潔に書かれています。
この取り組みを選択すると、上のページに移動します。”現地の活動写真”と、”支援するには”、の2つを選ぶことができます。現地の活動写真を選択すると、子どもたちの写真などを閲覧することができます。ここでは”支援するには”を選択してみます。
“支援するには”を選択すると”支援する”と”Twitter”の2つの選択肢が登場します。”支援する”を選択すると、Safariが起動して、寄付金額を選択、クレジットカードで寄付金額を支払うという流れになります。寄付完了までの流れは他の寄付サービスと比較しても相当簡略化されています。では、もういっぽうの選択肢のTwitterを選ぶとどうなるのか。
Twitterを選択すると、この画面になります。TwitterIDと、PASSを入力して、ログイン後、tweetします。TLに流れるtweetはこんな感じになります。
iPhoneアプリ「isave」で1円募金に参加しました! (「世界の子ども達にワクチンを」に1円募金)みなさんもTwitterで世界の子どもたちを救いませんか。 http://bit.ly/bM4dQB
このtweetをすることで、1円寄付されます。1 tweetが1円。この募金先は活動を行っているNGO/NPOなどの団体になります。支援金は運営会社であるseapから支払われ、毎月の上限は全体で5万円。つまり、5万回のtweetが限度です。ですが、毎月5万円の寄付を行うことができれば、下痢で苦しむ子どもたちを1,350人救うことができます。
UNICEFのこのページによると、さらに小さい単位で考えて、1円あれば、ビタミンAカプセル1錠を支援することができ、それによって、ビタミンA欠乏症やはしかによる合併症を予防・治療することが可能になり、15円あれば、ポリオ経口ワクチン1回分を支援することができます。1日1回、isaveを使用することでビタミンAカプセル1錠の支援ができ、2週間使用すれば、ワクチン1回分の支援ができるようになります。
毎日、電車での移動時間など、ちょっとした時間を使用してこのアプリを使用したら、子どもたちを助けることができるんです。こうしたアプリの登場で、ますますマイクロボランティアを行える環境が整ってきていると思います。みなさんもまずできることから始めていきませんか?