こちらの4つの写真、なんだかわかりますか?
実はこれ、どれもこれからの季節、秋から冬にかけて穫れる野菜。ひとつでも名前、わかりますか?
こんな見たこともない野菜が届く宅配サービスの商品『とくたろうさん』が、今密かな人気です。名前も、調理法も、そしていつ届くかもわからない、そんな一見不便と感じられるサービスを楽しむ人々が増えているんです。
その人気の秘密、そしてこれらの野菜に込められたストーリーを今日はご紹介したいと思います。
スローでクリエイティブ!『とくたろうさん』の魅力
『とくたろうさん』は、有機野菜などの宅配サービスを提供する「大地を守る会」が企画した商品です。
『とくたろうさん』で届く野菜や果物は、日本各地の農家で昔から受け継がれてきた“在来品種”と呼ばれるもの。生産地の気候風土に合わせて育てられ、受け継がれてきた在来品種は“生きた文化財”とも呼ばれているほど貴重な野菜たちです。『とくたろうさん』には、一般の市場にはなかなか流通しないこれらの野菜を、「作る人と食べる人が一緒になって、未来につなげたい」という大地を守る会の想いが込められているのです。
『とくたろうさん』ファンの方たちからはこんな声も聞こえてきます。
大地は在来種の野菜もあるので、おもしろい。知らない野菜が入ってると余計燃える。…(後略)(安井しづかさん)
スーパーでは見かけない、めずらしい野菜やフルーツに出会えるのが魅力◎ …(中略)… 配達された野菜でメニューを考えるように!(yuickleさん)
普段の生活で滅多に見かけない野菜との出会いを、みなさん楽しんでいる様子です。
『とくたろうさん』は事前登録制で、収穫できたときに送られてくるシステムのため、何がいつ届くかわかりません。一見するととても不便ですが、それは、言わば自然のリズムに合わせて食を楽むこと。そして、初めて見た野菜をどう料理するかはあなた次第。そのスローでクリエイティブな魅力にハマる人が続出、というわけなのです。
そのほかにも大地を守る会の宅配サービスには、豊作のときに野菜が一品届く『豊作くん』、収穫時期を予測しにくいくだものを食べ頃に合わせて届けてくれる『みのりちゃん』など、まるで親戚のお宅からのお届け物のような、ワクワクする商品がたくさんあります。しかもお値段はとってもお得!これなら、都会で暮らしながらも自然のリズムを感じて生活できそうです。
※『とくたろうさん』『豊作くん』『みのりちゃん』は、大地を守る会の会員制宅配サービス(東京・神奈川・千葉・埼玉限定)の商品です。そのほかの地域にお住いの方、初めてでまずは試してみたいという方は、大地を守る会のウェブストアをご利用ください。
35年の歴史は生産農家とともに
さて、グリーンズ白書の結果を見ると、実に90%の読者のみなさんが野菜の宅配サービスに興味を持っている、あるいは利用したことがあると回答してくれました。宅配を利用する理由は様々ですが、「多少値段が高くても、いつでもおいしい野菜が食べたい」という気持ちは共通しているようです。そして有機野菜などの宅配サービスを利用する人は、確実に増加傾向(データはこちら)にあります。
中でも、『とくたろうさん』を販売する「大地を守る会」は、数ある有機野菜の宅配サービスの中でも老舗中の老舗。なんと今年で35周年を迎えたそうです。35年前、1975年というと、高度成長期まっただ中。有機農業の生産技術も確立しておらず、エコやサステナビリティに対する関心もまだまだ低かった時代です。当時は「農薬を使わないで農業をやるなんて、おかしいんじゃないか」とさえ言われ、青空市場から始まったこのビジネスが、徐々に共感を呼び、今では97,000世帯もの消費者が利用するにまで成長しました。その“共感”のもととなっているのは、彼らの一貫した想いにあるようです。
大地を守る会は、「日本の第一次産業を守り育てること」「人々の健康と生命を守ること」「持続可能な社会を創ること」を使命として掲げており、「社会的企業である」と宣言している企業です。中でも創業時から根幹にあるのが第一次産業に対する想い。生産者を守ることが環境を守ることにつながるとの考えから、そのつながりを一番大事にしています。『とくたろうさん』などの在来品種も、この想いから販売するようになった商品。35年の歩みを共にし、今では2,500人にも及ぶ生産者との丁寧なお付き合いの歴史が、現在の大地を守る会の自信と誇りにつながっているのです。
“頭で食べる”野菜と、心で感じるキャンペーン
大地を守る会の吉村さんは、大地を守る会の商品を「頭でも食べてほしい」と言います。有機野菜を口にした多くの人は、「おいしい」と感じることでしょう。でもこれ、ただおいしいだけのものではないんです。「買う」という行動は、その先にいる生産者や地球環境にまで影響し、様々な意味を持っています。
有機野菜を選ぶことは、地球環境を守ることにつながる
野菜を買う時、こんなことをちょっと意識すれば、有機野菜のおいしさをもっともっと堪能できそうです。
でもやっぱり頭で考える前に心が動かなくちゃ。そんなちょっとしたきっかけを与えてくれるのが、大地を守る会のNGOとしての活動。「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ人として、「フードマイレージ・キャンペーン」の主催者として、クリエイティブでおしゃれにその理念を伝えています。
理念を伝えて気付きを与えるキャンペーンと、利益を生む事業、その両輪を社会との接点として、大地を守る会は歩み続けているのです。
賞品は「秋野菜セット」など!ツイレシピコンテスト
さて、そんな歴史ある大地を守る会がこのたびツイッター(@DWMK1975)をはじめました。おススメ野菜情報から、キャンペーン情報、活動理念まで、さっそくこだわりツイートがアップされている様子。
これを記念して、おそらく史上初となるツイッターを使ったレシピコンテスト「ツイレシピコンテスト」を開催します!
お題はズバリ「根菜」。じゃがいも・玉ねぎ・ごぼう・れんこん・大根…秋は根菜の季節です。でも根菜って何かと余りがちですよね。そんなちょっと残ってしまった根菜を上手に使ったカンタンでおいしい、エコレシピを募集します。
優秀者5名に与えられるプレゼントはこちら!
・新米を食べようセット
・秋野菜セット
・こだわり調味料セット
などなど、これからの食卓を彩る魅力的な賞品ばかり。優秀者のレシピはgreenz.jp上でも公開予定です。みなさん奮ってご応募ください!
◆投稿のルール
1.じゃがいも・玉ねぎ・ごぼう・れんこん・大根のなかからテーマ食材を1つお選びください。
2.@DWMK1975をフォローして、@DWMK1975宛てにレシピを投稿してください。
3.投稿には、作り方と、できれば写真を盛り込んでください。
(※分量を明記する場合は2人分)
4. ハッシュタグは「#konsai」です。
(投稿例)
「@DWMK1975 ①じゃがいもとピーマンを適当な大きさに切る。じゃがいもは皮ごと。②フライパンにバターをひいて①を炒める。③塩とコショウで味を整えたら出来上がり。http://twitpic.com/2hcoen #konsai」
◆応募期間
2010年9月6日(月)~2010年9月19日(日)
◆プレゼント
じゃがいも・玉ねぎ・ごぼう・れんこん・大根のテーマ食材ごとに1名様、合計5名様に大地を守る会の食材セットをプレゼント!
◆審査方法
RTの回数、写真の有無を含め、運営事務局にて総合的に判断させていただき、優秀者を決定いたします。
今回は私もレシピにチャレンジしたいと思います!
みなさまのご応募、お待ちしています!!
どんな有機野菜が届くの?お得なセットも豊富なウェブストアをチェック!
「大地を守る会」35年の歴史を知ろう