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おっ、畑にミラクル!?夜空に光るラディッシュ出現!

Designed by Arthur Xin: Copyright (c) 2010 Arthur Xin. All Rights Reserved

Copyright (c) 2010 Arthur Xin. All Rights Reserved.

こちらは、ごくありふれた夜の畑の光景…?
いえいえ、よーく見てみてください。ラディッシュが光を放っています。

このラディッシュは、デザイナーのArthur Xinさんが設計したソーラーライト。以下の図のように、5層構造になっており、一番下には太陽光パネルが装着されています。昼間、畑に降り注ぐ太陽をたっぷり浴び、そのエネルギーが夜、畑を照らす光になるというわけ。環境に優しいライトであるのはもちろんのこと、通常の照明と異なり、電源を確保する必要がありません。苗を植える感覚で畑に挿すだけで、カンタンに設置できるのは魅力ですね。

Designed by Arthur Xin: Copyright (c) 2010 Yanko Design. All Rights Reserved

Designed by Arthur Xin: Copyright (c) 2010 Yanko Design. All Rights Reserved. (Yanko Designウェブサイトより)

しかも、このソーラーライトには、もうひとつユニークな仕掛けがあります。シェードの上についている「Flowerpot」は、なんと本物のラディッシュを植えられる鉢。光を放つと温かくなってしまうこの部分を「天然の温室」にすることで、太陽光を夜間照明だけでなく、作物の栽培にも活かすことができます。この鉢に種を蒔くと、やがて芽が出て、葉が茂る…。すると、これらの葉がラディッシュの実を模したライトの部分とうまくマッチして、「どこまでが造りもの?どこまでが本物?」、ユニークで摩訶不思議な雰囲気が生まれるそうです。実用性に富み、遊びゴコロあふれるこの“一人二役”ライトなら、農場や畑にだけでなく、家庭のガーデンライトとしてもオシャレに使えそう!

4月は、日照不足や低温などの天候不順で、温かなお日さまが恋しくなりましたね。野菜の収穫減や価格高騰が私たちの食生活にも影響を及ぼし、普段何気なく食べている野菜のありがたさを実感する機会にもなりました。気候や天候自体をコントロールすることは難しいけれど、ちょっとした工夫や発想をカタチにし、太陽の恵みを最大限に生かすことは、私たちヒトだからこそなせるワザではないでしょうか?

家庭用のソーラーライトについて調べてみよう。