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あなたが生まれてから何時間経ったのだろう?生きた時間と世界の変化を計る『lifemeter』

Creative Commons, Some Rights Reserved, Photo by Pete Lambert

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質問!

“あなたは生まれてから何時間生きていますか?”

即答されたらちょっとびっくり。時間をカウントしながら生きている人なんてきっと稀、ですよね。(いるのかな?)

life meter」は、普段意識されてない時間の流れを感じることのできるアプリ。さっそくSTARTボタンから、人生の時をめぐる旅にでかけよう。

(C)lifemeter

(C)lifemeter

初期画面で生年月日と性別を入力すると…

(C)科学技術振興機構 life meter

(C)科学技術振興機構 life meter

雲は流れ、星が瞬き、雪は溶け…

(C)科学技術振興機構 life meter

(C)科学技術振興機構 life meter

一瞬にして時を駆け抜ける美しいCG映像の後、歩く自分の姿とともに、経過した時間が表示される。

(C)科学技術振興機構 life meter

(C)科学技術振興機構 life meter

あなたが生まれてから、約278,677時間経過しました

想像もできないその時間と共に、8つの数字が現れる。

太陽系が銀河系の中を移動した距離 220,700,158,800km
ハワイが日本に近づいた距離 190.865cm
太陽から地球へ届いたエネルギー 1,805,734,404×10(17乗)J
呼吸した回数 338,026,920回
摂取した水の量 24,986,770cc
摂取したエネルギー 19,294,514kcal
宇宙から地球へ降り注いだチリの量 1,272,432,268kg
月が地球から遠ざかった距離 120.881cm

これらはすべて、アラサー世代の私が生まれてから現在までを表す数字だ。桁が多すぎてよくわからない、というのが正直なところ。

しかし、雲が流れる風景を歩く自分を表す美しいグラフィックを見ていると、時計の秒針が一周するたびにその数字が更新され、またこうしている間にも時が経過していくことを実感する。この瞬間にも世界は休むことなく、確実に時を重ねている。自分が無限の広がりを持つ、壮大な宇宙というシステムの中で生きていることを見せ付けられた感覚だ。

これらの数字の背景は、それぞれ分かりやすい説明が添えられているので、気になったら見てみるのもよいだろう。個人的には「月と地球の距離が遠ざかっている」ことの説明が、非常に面白かったので、興味がある方はぜひ。

(C)科学技術振興機構 life meter

(C)科学技術振興機構 life meter

ちなみに私が3時間ほどPCの前に座っているこの時間に、

宇宙から地球へ11,492kgのチリが降り注ぎ、
ハワイが日本に0.02cm近づき、
2,655回呼吸をした、らしい。

時は金なり。この時間をどう生きるかは、言うまでもなく自分次第なのだ。年末のひととき、ふと立ち止まって人生における時の流れを感じてみてはいかがだろう。

自分が生まれてからの時間を計ってみよう!