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グリーンズメンバーだって、相談したいときがある。「Make: Japan」、林厚見さん、井上英之さんらにお話を伺った、ピープル限定メルマガの巻頭対談を選びました!

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撮影:コバヤシアイコ

greenz playlist」は、読者のみなさまの「毎日見れないから、いいとこどりしたい!」「過去の記事からも、なにか面白いものを見つけ出したい!」という声に応えて、まるでDJのように、過去の記事をテーマ別にリスト化していく企画です。

みなさんこんにちは、greenz.jp編集部デスクのスズキコウタです!

NPO法人グリーンズでは、「greenz.jpのつくり方」がわかる限定メールマガジンを、greenz people会員に毎月お届けしています。グリーンズのコアメンバーが登場する巻頭対談や、日々のグリーンズの運営に携わるメンバーへのインタビュー,ピープル会員からの質問にコアメンバーがじっくり回答するQ&Aコーナーなど、ここだけの情報が満載の内容!
 
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greenz people会員限定メールマガジンのサンプル

特にイチオシのコンテンツが、グリーンズメンバーが”いま会って相談したい人”に話を聞きに行く巻頭対談です。これまでに、「つみき設計施工社」河野直さん、働き方研究家・西村佳哲さん、「スマイルスタイル」塩山諒さん、「クラシコム」青木耕平さん、並河進さん、ソーヤー海さんなど、豪華な面々が登場。彼らとの対談の中から、新しいグリーンズの企画・仕事が生まれたこともありました。

そこで今回は、そんな会員限定メルマガの編集長でもある、ぼく、スズキコウタが独断と偏見で選んだ、過去のメールマガジンの巻頭インタビュー記事をプレイリストで紹介していきます。

 
Make: Japanに聞く、世界と日本でのムーブメントの育て方 with 鈴木菜央
 

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グリーンズが力をいれているのは、greenz.jpだけではありません。「グリーンズの学校」「greenz people」「green drinks Tokyo」、そして最近「People’s Books」最新号が完成したばかりの出版事業。このようにグリーンズは、メディアであり、コミュニティであり、それがムーブメントに育っていくカタチづくりにずっと取り組んでいます。

そういったグリーンズの活動展開の先行事例として、「Makerムーブメント」に非常に注目していたという菜央さん。

このインタビューでは、日本でも盛り上がりつつあるMakerムーブメントの中心的存在として「Makezine.jp」を運営し、Maker Faire Tokyoを毎年開催しているオライリー・ジャパンの田村英男さん、Makerムーブメントに関する書籍を多数翻訳して紹介している翻訳者・金井哲夫さんにお話を伺いました!

対談中、金井さんは「ものづくり」という言葉について、こんな印象深い一言をおっしゃってくださいました。

金井哲夫さん 日本だと”ものづくり”っていうじゃないですか? この言葉が僕はすごく嫌なんです。

”ものづくり”っていうと、職人さんの冴えた技術に対して使っているように感じるんですよ。”Making”っていうと、個人が作りたいものを作るっていう言葉で、『Made by Hand』の著者が作ったものって雑なんです。もっとここはきちんと穴を開けようよ、とか日本人だと思っちゃうんですけど(笑)とにかくまず作る。それが素晴らしいなと。

日本のみなさんにも、”メイキング”ってそっちの意味なんだよってことをわかってもらいたい。思いついたことをすぐ作ってみる。めちゃくちゃでもいいから。だんだんよくしていけばいいから。(⇒続きは、こちら

 
林厚見さんに聞く「暖簾分けのコツ」 with 小野裕之
 

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2013年に大阪ガスとの連載企画「マイプロSHOWCASE関西編」がはじまり、追ってハローライフやミラツクとのコラボレーションもスタートしたことで、大阪、京都、神戸など関西発の記事が増加。その結果、関西からのアクセスが急増し、気づけばライターさんも10名を超え、時おり関西忘年会まで開催されるほど成長しました。

関西での成功をきっかけに、北海道から九州まで、さらに世界からの事例を記事にして発信していこうと計画していますが、同時に各地方に住むライターとの縁づくりやご当地編集部をつくるのにハードルを感じているのも事実。

そこで小野さんが相談に伺ったのが、日本全国で「◯◯R不動産」を立ち上げている「東京R不動産」の林厚見さん。林さんに、暖簾分けのコツについてお話を伺いました。

林さんは、各地方でグリーンズにコミットしてくれる人とチームをつくるうえで、最初に肝心なのは「しっかり話をすることが大事」とアドバイスをしてくれました。

林厚見さん 地方でグリーンズを立ち上げたいと興味を持っている人たちと、今の自分たちに何が足りないのか、しっかり話をすることが最初のアクションになるんだろうと思います。

そしてルールとチーム文化のつくり方ですよね。ルールはミッションや対価の設定、そしてそのルールが文化を自然に表すわけだけど、そこで稼ぐのが偉いという文化になるとグリーンズにとってはまずい。そのへんが工夫のしどころ。

でも、いずれにせよ「みんなが、その場とミッションに乗っかって打ち込める」という場をつくらないといけない。(⇒続きは、こちら

 
並河進さんと話す「”人文系ソーシャルイノベーター”とは」 with 兼松佳宏
 

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この春に京都精華大学の教員になることが決まった、元編集長のYOSH(兼松佳宏)さん。そんなYOSHさんが2014年ごろから掘り下げてきたキーワードが、「人文系ソーシャルイノベーター」。

人と人のあいだの物語を紡いで新ブランドを立ち上げたり、地域の歴史を踏まえてまちづくりに関わったり…これからの社会に必要とされる新しい文系の仕事像とは? それを探るためにYOSHさんが会いに出かけたのが、並河進さんでした。

並河進さん 言葉の練習でぜひやってみてほしいのは、一つのことを違うパターンでたくさん書いていくことですね。

たとえば誰にでもいいから手紙を書いてみる。一回書いてみた手紙を読み直してみて、感傷的な内容になってしまったのならば、もう少しさらりと書いてみたりとか。

伝える内容は全く同じでいいんですが、伝える方法を変えてみる。

すると実は、「伝え方」によって、「内容」さえも別のものに感じることが分かってくるし、言葉にできないような匂いや感覚的なことも、言葉に込めることができる。

それはいい練習になると思います。(⇒続きは、こちら

 
井上英之さんに聞く「セルフマネジメントの大切さ」 with 兼松佳宏
 

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こちらも、元編集長のYOSH(兼松佳宏)さんによる企画。

この対談を行った2014年3月当時、仏教をベースとした心のエクササイズである「マインドフルネス」という考え方や、Googleの社員研修プログラム「SIY(サーチ)」が少しずつ注目を集め始めていました。

自分の思い描くビジョンを形にするためにも、そして日々の仕事を円滑にすすめるためにも、自分自身の頭・心・身体を整える「セルフマネジメント」は大切です。そこで当時ドラッカースクールで「セルフマネジメント」を学んでいた、井上英之さんにお話を伺いました。

グリーンズでは、今年の初めにコアメンバー全員で「NVC(非暴力コミュニケーション)」のレクチャーを受けたり、僕も「SIY(サーチ)」の研修を受けており、クリエイティブな活動を持続するための「セルフマネジメント」の重要さに気付かされた対談だったといえましょう。

井上英之さん 単純にネガティブを捨て去って、ポジティブになろうという話ではなくて、その接続を意識して、自分の未来をつくることなんです。

バーバラ・フレデリクソンさんという「ポジティブ心理学」の研究者がいるんですが、彼女の話では、ポジティブとネガティブは3:1くらいを意識した方がよさそうなんです。

同時に、それくらい人間の脳は、原始の頃から、ネガティブに考える傾向があるんですね。この世界で生き残るために進化してきた無意識の領域は、危険を回避しようとするパターンが強い。

そうすると、過去のパターンに固執して、「どうせ●●でしょ?」とレッテルを貼ってしまったりする。だからこそ、「“いまここ”に心を置く」というプロセスは、創造的に新しい選択を生み出すことに、つながってるんです。(⇒続きは、こちら

 
いかがでしたか? グリーンズのコアメンバーたちが現在地を先輩に話し、相談に伺うインタビュー企画を5本紹介しました。

記念すべき第40号は、3月22日(火)ごろに配信予定。前日、21日(祝・月)までに会員登録をしていただければ、当日にメールマガジンをお届けします。

第40号の巻頭特集では、編集デスクのスズキコウタが、リモートワークの最前線を走る「nD」の中原寛法さんと宮本涼輔さんのおふたりに、最近話題のリモートワークを円満に続ける秘訣について伺いました。(試し読みは、こちら

その他にも、2月にライターインターンから編集アシスタントに昇格した伊藤優汰(通称、ぽろくん)へのインタビュー、最近のグリーンズメンバーの様子、ピープル会員から届いた質問にgreenz.jp編集長の鈴木菜央も掲載します。

ぜひ、ご入会をご検討ください!

(Text / Curator: スズキコウタ)

– INFORMATION –

 
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発行から半年後に順次公開していますので「greenz peopleになると、どんなメールが届くの?」と気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。https://greenz.jp/people_mailmag/