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飢餓と肥満を同時に解消?ダブルハッピーを実現する「100万人ごはんキャンペーン」が始動!

100万人ごはんキャンペーン

100万人ごはんキャンペーン

肥満や生活習慣病に悩む先進国の人と、栄養不足で飢餓に苦しむ開発途上国の人。そんな2人の悩みをひとつの方法で解決してしまおうというプロジェクトTABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)が、1ヶ月で100万人参加を目指す大々的なキャンペーンを展開中だ。9月16日、世界食料デーにスタートしたこの『100万人ごはんキャンペーン』には、あなたの身体も喜ぶ企画が盛りだくさん。さっそく内容をチェックしてみよう。


まずはTABLE FOR TWOについておさらい。以前こちらの記事でご紹介したとおり、肥満や生活習慣病に悩む先進国の私たちと、栄養不足で飢餓に苦しむ開発途上国の人々、その両方の解決に取り組む日本発の社会貢献活動として、2007年秋から活動を始めたTABLE FOR TWO。直訳すると“2人の食卓”だが、2人とは、あなたと開発途上国の誰かのこと。先進国のヘルシーな食事一食あたり20円(開発途上国の子ども1食分にあたる金額)を寄付するという双方にとってメリットのある一石二鳥の仕組みを提供している。

これまでに、伊藤忠商事、日本IBM、日本航空などなど名だたる大企業が次々に社員食堂に導入したり、レストランチェーンと協同開発メニューに取り組んだりと、活動は着実に広がりを見せ、2009年9月現在で145万食を越える給食を開発途上国の子どもたちに贈ることができたという。さらに分かりやすい解説は、コチラの動画をどうぞ!

the slideshow on Oct. 16th, 2009 from tablefortwo on Vimeo.

さて、今回の『100万人ごはんキャンペーン』ではさらに広くタイアップを展開し、アフリカへ100万食の給食を送ることを目標としている。参加方法は大きく分けて3つ。

参加方法その1:食べる

今回のキャンペーンでは、100万人という規模を目指すだけあって、たくさんの商品やメニューが対象商品としてお店やレストランで展開されている。

デニーズではモーニング、ランチ、ディナーのカロリー控えめな全6メニューが、中国料理の中国名菜 陳麻婆豆腐では、TABLE FOR TWOとの共同開発メニューである「おから陳麻婆豆腐」と「おからサラダ」が対象。また、ファミリーマートでは、カロリー控えめな「ノンシュガーコーヒー&ミルクキャンディ」を全国の店舗(一部店舗除く)で販売中だ。

ダイエット中でも安心して食べられるこれらのメニューを美味しくいただくだけで世界とつながることができる。まだまだ紹介しきれないメニューがあるので、対象店舗一覧をチェックしてTFTメニューを食べに出かけよう!

参加方法その2:メッセージを送る

対象レストランが近くにない!なんて人も大丈夫。このキャンペーンに賛同するなら、キャンペーンやTABLE FOR TWOにあてにメッセージを送ってみよう。特設の携帯電話サイトから送る方法なので、誰でも気軽に参加できる。この方法で給食を送ることはできないが、メッセージで応援するのも立派なキャンペーン参加のカタチだ。

参加方法その3:ブログで記事にする

『100万人ごはん』キャンペーンのことをブログに書いてみんなに広めよう。100万人達成のためには、実はこの参加が一番力を発揮するかもしれない。TFTメニューを食べた感想を書いてみるのもステキ。特設のサポーターサイトに登録してブログにキーワードへのリンクを貼れば、あなたのブログがサイトで掲載される可能性も。そのほかにも、twitter、SNSなどでじゃんじゃん広めて、みんなでムーブメントを起こそう!

greenz/グリーンズ TFTmillion
メッセージが続々と到着中のサポーターサイト

TABLE FOR TWOは、あなたと途上国の子ども、双方にとってうれしい仕組み。参加することで、あなた自身の健康的な食生活の大切さを見直すきっかけにもなるだろう。

言うまでもなく、TABLE FOR TWOの仕組みが生まれた背景には、アンバランスな世界の食料事情がある。100万人なんていわず、食料で溢れる先進国に住む10億人がこのことに気付き、世界的なムーブメントになれば……。

少しずつでも、まずは行動から。
みんなの力を、世界のバランスを取り戻す大きな力に変えていきたいですね。

どれを食べてみる?TFT対象メニューをチェック!