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green drinks Tokyoレポート!(8/6) 未来のメディアのカタチを語るキーパーソンが大集合!

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世界の400都市以上で開催されているグリーンなパーティー&飲み会green drinks

東京のオフィシャルオーガナイザーであるgreenz.jpは、五反田の5TANDA SONICで、毎月green drinks Tokyoを開催しています。

2009年8月6日(木)に行われた8月のgreen drinks Tokyoは、グリーンなメディアの連合体グリーンメディア・アライアンスのキックオフパーティーも兼ねており、話題のキーパーソン達が大集合!会場は沢山の人でいっぱいになりました。充実の3時間半をレポートしていきます!

● 豪華ゲストで贈るトークイベント

「green mediaを考える」という8月のテーマをもとに、グリーンメディア・アライアンスのメンバー達がスピーカーとなり、「green mediaは次世代メディアのメインストリームか?」についてトークを展開しました。 トークの前にはスペシャルゲストとしてクリエイティブチーム「サステナ」の代表であるマエキタミヤコさんがスピーチ。日本をメディアの現場からエコシフトしていこう、グリーンメディア同士つながっていこう!という呼びかけました。

また、マエキタさんが作った議員のエコ度を通信簿の形式で評価する、「エコ議員通信簿」も同時にアピール。すぐそこに迫っている今月末の総選挙に向けて、エコな議員はぜひチェックしておきたいですね。

greenz/グリーンズ GMA

グリーンメディアアライアンス(green media alliance)とは?

オルタナ・green.tv Japan・GOOD NEWS Japan・greenz.jpが運営する「持続可能でグリーンな社会を作ることを目的とするメディアの連合体」。日本と世界をグリーンで持続可能に変えていくこと、そして日本国内外のグリーンなニュース、ムーブメント、団体、個人の情報発信のハブとなることを目指し活動しています。

今回の目玉でもあるトークイベントは、ボリューム満点の3本立て!

注目すべき点は、このトークに参加しているメディアが、新聞、WEB、映像、雑誌とメディアの媒体がそれぞれ違うと言うことです。各メディアで活躍してきたスピーカー達が、自分たちの経験を元に、変化し続けるgreen mediaの歴史と今、そしてこれからのgreen mediaのあり方について語りました。その豪華な顔ぶれに来場者は100人を超えたそうで、トークイベント中はイスをずらして前に詰めてもらうほどの盛況ぶりでした!

【プログラム】

「green mediaは次世代メディアのメインストリームか?」

第1部【green mediaの歴史】

ゲスト:田中泰義さん(日本環境ジャーナリストの会会長)
ホスト:安在尚人さん(Good News Japan代表取締役)

第1部では、安西さんがgreen mediaの歴史を振り返り、「昔に比べ、今は溢れるくらいエコに関する話題がある。そこを拾っていくのが、グリーンメディアの役割かもしれません」と語りました。田中さんは、「ネットと新聞の違いは検証がどこまで進んでいるか、です。信頼性の担保が新しいメディアに問われています」と述べ、「新しい報道のカタチ」については「特ダネが優先されるのではなく、社会をどう良くできるかという考え方を優先していけるかがポイントになる」と語りました。

第2部【green mediaの今】

ゲスト:鈴木亮さん(A SEED JAPANメディアCSRプロジェクト
ホスト:森摂さん(オルタナ編集長)

green mediaの今について、メディアにおけるCSRがほとんど意識されてない点について述べた後、森さんは「テレビは、視聴者がほしいものを流す。だから、メディアと同時に視聴者自体も変わらなくてはとも思うんです」と語り、「グリーンなメディア」を作っていく上で視聴者の環境問題への関心が大きく関わってくると述べました。また、鈴木さんは「権力によって操作されない、事実をただ垂れ流すだけではない、より深い分析、鋭い論説の記事が増える必要があるはず」と述べ、お2人が講演するCSRジャーナリスト講座についても触れました。

第3部【green mediaの未来】

ゲスト:仲俣暁生さん(批評家、編集者。WIRED日本語版、出版文化誌『季刊・本とコンピュータ』などの編集に携わる)
ホスト:鈴木菜央(greenz.jp編集長)

green mediaの未来について、鈴木さんが「新聞vsウェブではなく、一緒になって取り組んで行くことが大切なのでは」と語り、メディア同士の連携を提案。仲俣さんも「メディアは自分自身では変われない。Twitterのように、太い幹をつなげる神経回路が必要ですよね」と述べ、これからは多くの人がメディアを作っていくべきだと語りました。最後に、仲俣さんが「こんな前向きなテーマで集まって話し合えると言うことに、とても勇気付けられました。ありがとうございました」と語ると、会場からは大きな拍手がわき起こりました。このトークイベントを通し、これからのグリーンメディアのカタチが少しづつ見えてきたような気がします。

※greendrinksの様子は毎回Ustream(ライブ動画中継)で中継されますが、今回はサイトの不具合によりTwitterの@greenzjpLIVEにて実況が行われました。より詳しく見たい方は、こちらへどうぞ!

● オープンマイク

green drinksでもう一つ注目したいのがこのオープンマイク。greenz.jpで自由に意見を言ったり、活動について伝えることができるこのコンテンツでは、来場した参加者が積極的にマイクでアピールします。

今回はASEED鈴木さん、世界同時twitterゴミ拾いの鶴田さんなど、幅広い業種の人達がマイクを握って自分たちの活動について熱く語りました! 活動的な人達が集うgreen drinksは、参加者一人一人がゲストスピーカーとなり情報を発信するという点も大きな魅力。オープンマイクの後には直接話をすることが出来るので、主張を終えた人の周りには人だかりが。参加者同士でもつながれるチャンスです。 どんな活動をしているのか、どんな意見が飛び出すのか、各方面で活躍する刺激的な人達の主張に毎回ワクワクされっぱなしです!何か主張したいことがある人は、green drinksで思いっきりアピールしてみませんか?ステキなつながりが出来るはず。

オープンマイクの様子はこちらからもご覧になれます。

● グリーンづくしのオーガニック料理

毎回大人気の齋藤優さんが作る料理、今回のテーマは、「グリーンな料理」です。

「グリーンなものを片っ端から集めて料理しました」という言葉のとおり、隅から隅まで(なんとスープまで!)グリーン一色で、greendrinksにピッタリな料理がぎっしり。見た目は同じ緑でも、お味の方はマリネ、グリーンカレー、サラダとバラエティ豊か。後を引くおいしさで、お皿やお箸が足りなくなるほどの人気ぶりでした。

また、今回は国立ファームの方から「美味・安全・鮮度」にこだわったすいかやパッションフルーツ、ソルトリーフなどがふるまわれ、参加者全員で旬の夏の味覚をたっぷりと楽しみました。ありがとうございました!

盛り上がった会場の様子は下記のスライドショーをご覧下さい。


Created with Admarket’s flickrSLiDR.

次回のgreendrinksは9月の第2木曜日開催予定!今回を逃してしまった方は是非ご参加ください。