ライトセーバーは、スターウォーズ好きにはたまらないアイテムの一つだろう。そのライトセーバーが、1301本も突如出現!そのからくりは…
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正体は蛍光灯。場所は、高圧送電線のすぐ真下。高圧送電線が電場を作り出し、電場が蛍光灯に作用して点灯させている、というからくりのようだ。電気に弱い人(筆者含む)にとっては、なんとも不思議な現象。
このインスタレーションを作ったのは、ブリストル大学のアーティスト・イン・レジデンスのプログラムに参加しているリチャード・ボックスさん。大学の友人から、送電線の下でライトセーバーごっこをしていた話から着想を得たということだ。
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ボックスさん曰く、送電線の危険性を指摘する意図はなく、見えないもの(電場)から見えるもの(蛍光灯の灯り)が生まれる不思議を表現したかったとのこと。
普段は電気を何気なく使っている人がほとんどだろう。今回紹介したインスタレーションをきっかけに、電気が作られる仕組みやその影響について考えてみると、これからの電気との付き合い方が見えてくる!?