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今夜のおかずは“グリーンな”お魚に決まり!

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by willem velthoven

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今夜のご飯は何にしようかな〜?そうだ、魚を食べよう。

どんな魚を食べるのか、決め手になるのは何だろう?「旬な魚だから」「値段が安いから」「何となくその日の気分で」・・・。これから新しい決め手となるのは「“グリーンな”お魚だから!」。

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by Jaco Barendse for SASSI

SASSI(The Southern African Sustainable Seafood Initiative)は、FishMSというお魚検索ツールをリリースした。FishMSは、魚の名前を携帯電話からメールで送ると、すぐにその魚の情報が送られてくるというツールである。

SASSIは、世界最大の自然保護NGOであるWWFの南アフリカ支部と、南アフリカ最大の銀行グループNedbankのパートナーであるThe Green Trust によって設立されている。FishMSでの情報配信は、地元のIT企業 iVeri Payment Technologyや、ディベロッパーのTony Seebretsと協力して行っている。

南アフリカの地元で穫れるシーフードは、信号機よろしく「緑・黄・赤」で色分けされ、その情報をFishMSで配信している。

  • 緑(グリーン)=魚の量は十分です。たらふく食べても大丈夫でしょう。
  • 黄(オレンジ)=合法的に売ってもいいけど、緑の魚が選べるならそうしてね。
  • 赤(レッド)=南アフリカの中だけなら、合法的な売買はいいでしょう。

※信号機に例えて、分かりやすくオレンジ=黄と訳しています
※カテゴリー分け詳細についてはSASSIのデータベースページ参照

今や携帯電話は、魚屋だろうが、シェフだろうが、アメリカの大統領だろうが、誰でもが使っている生活の一部。携帯電話を使うということは、いつでも、どこでも、誰にでも、お魚情報を配信できるということ。

漁業関係者やシーフードレストランの経営者でなくても、魚を食べようと思い立った時に、FishMSでお魚情報を入手すれば、消費者として“グリーンな”お魚を選ぶことができる。そうすれば、漁獲量が十分でリーズナブルな魚を選ぶことができ、レアで高価な魚は選ばないようになる。

すると、今まで高く売れるからと乱獲されていた、漁獲量の少ない魚を保護することができるようになる。最終的には、違法売買を無くしたり、海洋資源をサスティナブルな状態で保つことに繋がっていくだろう。

FishMSは、今のところ南アフリカでしか使えない。日本では持続可能な漁業でとられた魚につけられるラベル「MSCラベル」が貼られた魚を買うことができるスーパーもあるが(greenzのこちらの記事で紹介)、世界のマグロの4分の1を消費しているとも言われる、お魚大国ニッポンでも、FishMSのような消費者と寄り添うようなサービスを早く使えるようになってほしいものだ。