アメリカ大統領就任を間近に控えたオバマ氏の提言によって一躍脚光を集めている「グリーンニューディール政策」。そもそも「ニューディール」とはどんな意味だったのだろう?
それはトランプなどのカードゲームで、親がカードを配りなおすこと。つまり偏った富を再分配するのが、ニューディール政策のもともとの狙いだったんだ。「グリーンニューディール政策」はそのグリーン版ってわけ。つまりグリーンエネルギーをはじめとする環境問題への取り組みを活発に行うことで雇用を創出し、環境対策を進めつつ経済も活性化させてしまおう、というものだ。
もちろん、私たちが住む日本だって無縁ではない。環境問題だけでなく派遣切りなどに代表される経済格差が広がり、貧困率はいまや先進国でもトップクラス。経済や個人の生活までもが“持続不可能”となってしまっていると言えるだろう。そんな状況を打開するためにいったい何ができるのか?
そんな「日本版グリーンニューディール政策」のアイディアを環境省が一般から募集し始めた!
応募ページはこちら。応募形式は電子メールで、締め切りは平成21年2月16日(月)だ。フォーマットはWord、PowerPoint、PDF、一太郎も可能。しかしURLリンクによる直リンクは提案として受け付けないとのことなので「オレのブログを読んでくれ!」と熱い心意気を持つエコブロガーもここはひとまず、所定の書式にのっとってアイデアをまとめるとしよう。
大企業にばかり有利な「規制緩和」によって、一般民衆のフトコロは冷え、地球と一部の人々のフトコロばかりが温まってしまった。この温もりの再分配を実現するためのあんなアイディアやこんなアイディア、みんなもきっとあるはずだ。「私の案なんてきっと実現不可能」「どうせ読んでくれっこないさ」「めんどくさーい」なんてネガティブにならずに、まずは思いのたけをぶつけてみてはいかがだろうか??