今日はレストランで実施された
ちょっとびっくりな広告をご紹介します。
インドネシアは世界でも有数の
ウミガメの生息地。
そのウミガメの数も、
いまでは毎年20%以上減り続けています。
毎日、スープやソテーにするために
たくさんのウミガメが殺され、
卵が獲られています。
そんな悲しい状況をなんとかするために、
WWFはレストランでキャンペーンを
展開することにしました。
お箸の間にウミガメをかたどったかみをはさみ、
それを手にとって、裏に書いてあるメッセージを
読ませるようになっています。
メッセージは以下のようなものです。
海に帰れる赤ちゃんウミガメは、
1000匹のうち1匹という
とても少ない数になっています。
ウミガメを守るキャンペーンにご協力ください。
このキャンペーンは、
いまジャカルタの10箇所のレストランで
実施されているそうですが、
これからもどんどん増える予定だそうです。
カメの落ち着いた表情は、
人間も及ばないような叡智を感じさせます。
たくさんのカメの命が守られるといいですね。