サンフランシスコの環境庁が市内のどこの家に何枚のソーラーパネルがあるのかということが正確に知ることの出来る対話方式のソーラー・マップ・サイトをオープンした。
サイトには住所を入力すると、その家の屋根面積を計算してそれにあったソーラーシステムを割り出して、予算までも見積もってくれるサーチ・ツールが付いているという優れもの。
ソーラーシステムを買いたいと思っている人たちには大助かりのサイト・ツール。でも、これだけではソーラーに適した屋根なのかが分かりにくい。このマップを使って、近所にどの家にソーラーパネルがあるか知ることが出来るので、実際にソーラーシステムを路上から見て、そのシステムの設置は適したものか、またその他のものと比較してみることが出来る。
サンフランシスコ市環境庁の庁長、ジャレッド・ブルメンフェルドさんは
2010年までには1万戸の屋根の上にソーラーを載せるのが目標
と言う。サイトにはソーラーシステムを使用している住人の公開意見もあって、サンフランシスコはソーラーにするには霧が多すぎる、騒音がうるさい、面倒くさいなどといった、日和見な人達の悩みを一掃して、ソーラーシステム導入を勇気付けてくれる。
地図の中の丸印はソーラーパネルのある建物で、丸の色別に、住宅、非営利団体、学校、図書館などといった建物の種類が分かるようになっている。縁が青色の印はケース・スタディで、クリックするとさらに詳しい情報が出てくる。
その他このサイトでは地区別にソーラーシステム設置者のリスト、取扱所、ソーラーシステム購入補助金制度、この分野をさらに勉強したり、ソーラーに関わる仕事をしたい人たちのためのソーラー・トレーニング・コースの情報が載っている。サンディエゴも似たような地図が建設中らしい。
クリーンなエネルギーを!と常日頃考えている人も、ソーラーシステムの値段の高さの現実、注文までの面倒な見積もり計算、情報入手などで購入まではかなり悩んだり、時間もかかるだろう。このようなサイトがあると、知りたい情報が満載なのでかなり助かりますね。
::TreeHugger (翻訳:greenz)