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「+グリーン宣言」をして、意識をシフト!「1億人のグリーンのパワー。」キャンペーンがスタート

greenz/グリーンズ 1億人のグリーンのパワー。

ひと月に1日だけ、私たちひとり一人が使用する電力のうちグリーン電力を10kwh分選ぶことを「+グリーン宣言」として2014年の目標値160億kwhを1年で達成してしまおうという「1億人のグリーンのパワー。」キャンペーンがスタートした。

ひとりが1ヶ月に10kwh、1年で120kwh。これを1億3000万人がやれば130億kwhになる。10kwhというのは4人家族の1日の平均的な電力消費量、つまり、ひと月に1日だけグリーン電力を使えば、目標は達成できてしまうというわけだ。この宣言によって実際にグリーン電力が購入されるわけではないが、毎月毎月宣言していくことで、小さな積み重ねが環境に与える大きな意味を感じることができ、確実に意識は変わる。その意識の変化が大きな流れとなって国や自治体、企業を動かすはずだ。

キャンペーンに参加するのは簡単!ということで、実際に見てみよう。


(1)メールアドレスを入力する

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(2)どのグリーンパワーを使用することを宣言するか選ぶ
greenz/グリーンズ 1億人のグリーンのパワー。

(3)自分の住む都道府県を選ぶ
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(4)自分の宣言内容を確認する
greenz/グリーンズ 1億人のグリーンのパワー。

(5)宣言完了!
greenz/グリーンズ 1億人のグリーンのパワー。

地球温暖化の原因についてさまざまな議論があるにしても、太陽エネルギー以外のエネルギーを利用することで地球全体の熱量が増大することは議論の余地がない。そしてその熱量の増大は地球環境にダメージを与える。このダメージを避ける一番の近道は、化石燃料の使用を避け、太陽光、風力、バイオマス、地熱、水力などの「自然エネルギー」を利用したグリーン電力を利用することというのは、周知の通りである。

にもかかわらず、日本はグリーン電力に対する取り組みが遅れ、目標として掲げる数値もhttp://www.1okunin.net/yosei/index.htmlとするに過ぎない。これはドイツが掲げる2020年に45%という目標と比べると恥ずかしくなってしまうくらいだ。

今回の「宣言をする」というシンプルな行為によるキャンペーンによって、日本国民の意識がサスティナブルな未来へと続くようなものになることに期待したい。