低燃費が売りの車から、ハイブリッドカー、燃料電池車、ソーラーカーとエコをうたった車は多いけれど、車を買い換える余裕なんてない！そんな人はまずはカーナビでエコドライブを心がけてはいかがだろうか？

パイオニアが８月７日に開始した「スマートループ ドライブレポート」では、ドライブのエコ度合いがレポートされる。この「スマートループ」は着脱可能な内蔵HDDシステム「ブレインユニット」搭載のカーナビを対象としたシステムで、パイオニアの専用サーバとリアルタイムにつながることで、渋滞情報や駐車場情報などの道路情報をユーザ間で共有することができる。

このシステムを導入するだけで、渋滞回避や駐車場を探す無駄な手間が省け、エコドライブにつながるわけだが、今回はさらに発信時の加速の仕方を記録して分析することで、更なるエコドライブが可能になる。交通エコロジー・モビリティ財団によれば、普通の発進より少し緩やかに発進するだけで燃費が11%も改善するというから、バカにできるものではない。

また、このシステムはHDDが着脱可能なので、自宅のPCであらかじめルート設定をしてから車に乗り込めば、ルート探索中のアイドリングで燃料を無駄に使うこともなくなるなど、エコにつながる細かな心配りがたくさんある。そして何よりも渋滞を避けて快適にドライブできればストレスもたまらないはずだ。