ヴァージン・グループの会長であるリチャード・ブランソン氏が今まで手がけてきた無数のビジネスに飽き足らず、新しいマーケットに乗り出し始めた。それが、なんと「エコリゾート」だというのだ。
ブランソン氏所有の「2つの小さな天国」のために計画されたエコ・ヴィラ
このリゾート計画は承認を待っている段階なので、契約が成立したとはまだ言えないのだが、ブランソン氏はリゾート開発に大きなグリーン計画をたずさえて進出しようとしている。彼の計画では、20の高級ヴィラとビーチフロントのレストランを建築し、すべて風力タービンと太陽光パネルによる発電でエネルギーを供給するという。建築予定の建物は、エアコンを必要としない、地域の風の動きを最大限に利用したデザインになる予定だ。さらに、食べ物はオーガニックな地元産、モーターを使う交通手段ではすべてバイオ燃料を使う、と徹底している。
ビジネス・ウィークに引用されたブランソンの言葉によると、
実際、目の前にこんなに多くの自然資源があるのに、汚い燃料を使う言い訳なんて、カリビアンにはないよ。
とのこと。
ところで、この施設を利用する客がこの「罪悪感なしのリラクゼーション」を味わいにやってきた際、使用するジェット機やプライベートヨットのカーボンオフセット分というのは部屋の料金に含まれているんでしょうかね?
via :: Business Week
TreeHugger(翻訳:greenz)