アメリカのミズーリ州の小さな町ロックポートがアメリカ初の風力発電だけで電力をまかなう町となることがわかった。
ロックポートは人口1395人の小さな町。この町にあるルイスヒルズウィンドファーム風力発電所には4機のタービンがあり、町の住民約715世帯に十分に供給できる量である5000kWが生産される。同市のこれまでの消費電力は年間1300万kWhであり、これを上回る年間1600万kWhが発電できる見込みだ。
この余った分の電力は地元の電力会社が買い上げる仕組みになっていて、風の弱い時など風力でまかないきれないときは、買い上げた分から電力が支給されるという。秋には100%風力発電の町になる予定だ。
さらに、この「風力発電の町化計画」はカンザスでも進行中。こちらは24機のタービンで、約3万世帯を風力発電でまかなわれる。
「風力発電の町が日本に誕生!」のニュースも早く聞きたいものですね!