一人ひとりの暮らしから社会を変える仲間「greenz people」募集中!→

greenz people ロゴ

フェアトレード&エコなドライフルーツを一気食いしてみた

img_3544
こんにちは、山本ペロです。自然食品店などでスイーツを探すと、ケーキにクッキー、ガムに飴と、さまざまな種類が揃ってます。けれども、せっかくだったらさらに自然の甘さとおいしさを味わってみたいもの。そんなあなたにオススメなのが……ドライフルーツ! 生の果物より、味がギュっと詰まっていて、濃厚な甘さと酸っぱさ! そこで、オーガニックなお店で売られている、有機栽培されたり、フェアトレードに力を入れているドライフルーツを取り寄せ、食べてみることにしました!


img_3492.JPG
今回食べたのは、この写真に掲載されているうちの5種類。ドライフルーツとしてはおなじみのマンゴー、プルーンのほかに、めずらしいデーツ(なつめの実)、パイナップル、バナナもあります。しかも、なかには天日乾燥のみで作られているドライフルーツも! CO2排出をしないスイーツ、てなわけなんですね。

最初に試食したのは、プルーン。株式会社NOVAが作っているこのプルーンは、生産・加工・流通・袋詰めと一貫して品質管理を徹底しているのだとか。ポストハーベストが行なわれないようにしたり、ほかの果実と混ざったりしないように管理しているんですね。
img_3525.JPG

お味は…甘すぎず、おいしい! ぐったりしてしまうようなしつこさがないです。一切添加物を使っていない、果実そのままの味です。

つづいては、フェアトレードに力を入れているPeople Treeのドライマンゴー。山本個人の話になりますが、これまでさまざまなところでドライマンゴーを買って食べてきましたが、このドライマンゴーは甘くてすっぱくて……きちんと濃い~味がします! お店で見つけるたびに買っているドライマンゴーです。
img_3513.JPG

ドライマンゴーというと、ほとんどのものが添加物が入っていて、ちょっと気になるところなのですが、このマンゴーはマンゴーと砂糖のみ! フィリピンのセブ島とルソン島の小規模農家が、NGOの支援を受けて協同組合を作り、作っているマンゴーなのだそうです。着色もしていないので、自然の色のまま。

それから、デーツ。デーツというとあまりなじみがありませんが、なつめやしの実のことです。アメリカのオーガニック認定を受けて、無添加で作られています。そして、なんと木の上で自然乾燥させているのだとか! 食べると、しっかり甘くて、なんだかパワーが沸きそうな味です。マクロビオティックの精神を汲んだ自然食品を作っているオーサワ・ジャパンのドライフルーツです。
img_3521.JPG

そして、食べておいしいだけでなく、形が美しいのが、同じくPeople Treeのドライパイナップル。パイナップルをそのまま輪切りにして乾かすと、ほら、マーガレットの花みたいですよね! ドライパイナップルは、普通売られているものだと、大体は芯のところはとりのぞいてあったりします。しかし! この芯がおいしいんです! 本当なら捨ててしまうはずの、このおいしくて、かわいくて、サクサクの芯を持つパイナップル。オススメです!!
img_3517.JPG

このパイナップルは、ウガンダで自然農法で作られ、太陽の熱で乾燥させたもの。もちろん、添加物なしなの自然の色。国際フェアトレード連盟の認定を受けたものだそうです。

おなじくウガンダで作られているのが、ドライバナナ。ドライバナナって、私はバナナそのものを乾燥させたものしか知らなかったのですが、これは輪切り。本当に「乾いてる」、って感じがしますね……。
img_3514.JPG

しかーし! これが「やめられない止まらない」! ちょっとクニサクっとした歯ざわりと、甘くてしっかり酸っぱい素朴な味が、おばあちゃんのお菓子のようで、ついつい手が出ます。今回揃えたドライフルーツのなかでも、このドライバナナが一番最初になくなりました!

img_3533.JPG
こちらも同じく太陽の光で乾燥させているのだそう。このドライバナナとドライパイナップルは、パッケージ側面に生産者の顔が載っており「農場から食卓まで」つながっている感じが強くします。

そして、せっかくのドライフルーツを、ただ食べるだけなんてもったいない! プルーンは紅茶やワインなどで煮たり……。というレシピもありますが、知り合いのドライフルーツ好きに教えて頂いたのは……ヨーグルト漬け! さっそく無糖のヨーグルトを買ってきて、漬けてみました。写真のためにこうやって別容器にしてますが、大量に食べたい人は、もちろんヨーグルトが入っている容器にそのままクサクサとドライフルーツを差してもよさそうです。

img_3528.JPG

こうして大体一晩、置いたものを食べてみました。……ウマイ!!! 

みんなヨーグルトのおいしい水分を吸って、生っぽくなっています!! そしてヨーグルトもドライフルーツの甘さが移ったうえに、水分が少なくなって、なんだかクリームチーズ似に……。

とくにおいしかったのが、マンゴー! かなり生で、プリップリです。プルーンもなかなかでした。

ヨーグルトごとお皿に盛って、ミントを飾り、休日のカンタンブランチメニューのひとつとしても楽しめそうです。コーンフレークと一緒に食べてもおいしいかも。
img_3550.JPG

今回がっつりドライフルーツを食べてみて、おやつとして、大満足できる味なのを再確認しました。甘さだけでなく、ミネラルやビタミン、食物繊維と栄養豊富だし、しかも、カロリーひかえめ! 今回食べたフルーツはすべて無添加だったので、どうしても感じてしまう添加物の味がないのも、うれしいところ。そして、フェアトレードなドライフルーツは、しっかり生産者の顔が印刷されているパッケージに、どこからどのようにして作られたフルーツなのかが日本語でしっかり書かれていて、安心感がもてました。

これだけ種類もさまざまにあることだし、ゴ……いや、グリーンウィークには、遅めに起きてゆっくりとドライフルーツのヨーグルト漬けでオーガニックブランチを楽しんでみてはいかがでしょう?