この写真に出ている子熊は、「そら」と「べあ」という子熊の兄弟。よく見ると、涙を流しているのがお分かり頂けるだろうか。
それは、地球温暖化によって氷が溶けたことにより、お母さんとはなればなれになってしまったから。だから、この2頭のホッキョクグマは泣いているのだとか。
そんな悲しい物語を持ったくまがキャラクターとなった「そらべあ基金」は、企業や地方自治体、そして個人からの寄付から成り立ち、その協賛金を元に、グリーン電力の普及につとめていくのだそう。
そして、その協賛金で作られるのが「そらべあ発電所」。幼稚園や保育園などに、太陽光発電施設を作り、子どもたちの環境教育のためにも使えるものにするそう。よく見てみると、Webサイトのアドレスは「http://solarbear.jp/」。「solarbear=ソーラー(太陽の)+ベアー」という意味なんですね。
アースデイ東京でも「そら」と「べあ」は子どもたちに大人気!たくさんの子どもが、子熊たちに触れていました。
かわいいキャラクターが泣いていれば、ついついなんとか涙を止めたいと思うもの。人の心をぐっとつかむ基金ですね!