水素を燃料にして、エンジンで走るラジコンカー、HY Racerが販売中。価格は199万5千円〜と、ちょっとお高め。上の写真は本物のH2R。ラジコンバージョンはこちら。
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by Fine Cars
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HY Racerは、水素ボンベを積んだ水素エンジンラジコンカー。ボディはBMWの水素エンジン車、H2Rの1/8サイズを想定して作られている。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製の軽量カウルで、その他のパーツも本格的。5〜 25分走ることができるという。大きさは全長700mm、全幅250mm、全高150mmと、けっこう大きめ。価格は199万5千円〜。
このラジコンカーは、ドイツのインゴルシュタット単科大学の開発チームが作ったもの。まず、コンピューターでバーチャルモデルをシミュレーションして作り上げ、実車への実験へと移し、ていねいに作り上げた。そして、2005年のフランクフルトモーターショーでデモ走行を行い、みごと成功している。
本体以外にも色々と必要な道具が必要だったりして、多少知識がないと扱えないが、排出するのは水(水蒸気)のみ。人は乗れないにしろ、立派なクリーンカー。遊ぶためのものというよりかは、研究用のもののようだ。