持続可能な漁業でとられた魚につけられるラベル「MSCラベル」をつけられた魚が、国内の多くのスーパーで販売されている。このラベル見たことありますか?
「MSCラベル」とはつまり「海のエコラベル」。乱獲防止のために、魚を取る時期や量を制限したり、他の魚がかからないように用具を工夫したりして、安全で環境にやさしい漁業を行った水産物に与えられる。そのうえ、加工・流通にも気を配り、他の漁業方法で取られた魚と混ざらないような工夫がされていないと、このラベルを貼ることができない。
2007年4月現在、認定された漁業は、アメリカ、イギリス、スウェーデンなど22漁業。加工・流通の認証を受けた企業も国内に計10社あり、エコな魚を買える店が、どんどん増えてきている。
MSCラベルの魚が買えるお店は、ジャスコ、マックスバリュ(ともに直営店のみ)、プレッセプレミアム(東京ミッドタウン店)、ナショナル麻布スーパーマーケット、明治屋ストア(玉川店)、日進ワールドデリカテッセン、紀ノ国屋など。販売されている商品は、鮭、銀ダラ、明太子など。
魚にとっての環境が良くなることで、私たちも安全な食生活が送れそうですね。