家畜の排泄物からバイオガスを取り出して運び、それを食品工場のガス燃料として使うという日本初の事業が、2007年9月より行われている。
この事業は、外食チェーンのびっくりドンキーを運営する株式会社アレフと兼松株式会社、ダイダン株式会社、株式会社日本総合研究所の4社が共同している。北海道の酪農家に設置された、バイオガスプラントから出るバイオガスを精製装置で精製し、容器に充填して運搬。そして、びっくりドンキー北海道工場にて、ガス燃料として使う、というしくみだ。年間82トンのCO2が削減できるという。
これは、自然エネルギーというだけではなく、地域内でエネルギーを作り、消費するという「地産地消」エネルギーの実施例ともなるそう。今後、下水汚泥や食品廃棄物なども使った例も展開していく予定。
ゴミがガス燃料に! ステキな未来がもうすぐそこに迫ってきています。