スイスの民間研究所である、CSEMは、太陽光の熱から、水素もしくは電気へ変換するために、海上に「太陽光の島(solar islands)」を建設予定だ。
この「太陽光の島(solar islands)」は、直径5キロメートル、高さ20メートルの浮かぶ島。太陽の熱を集めるためのパネルが取り付けられ、この熱から水蒸気を作って発電したり、水素を生成したりするとのことだ。すでにプロトタイプのパネルを建設中で、アラブ首長国連邦の砂漠で2008年中に構築されテストされる予定だ。プロトタイプパネルの直径は、100m。2011年よりビジネスとしてスタートするという。
海上では、日光をさえぎるものがないので、太陽光のエネルギーが効率よくとれるという。浮かぶエネルギーの島ができるまで、あと少しだ。