東京を四六時中駆け巡るタクシーが、CO2を削減するエコタクシーを導入したぞ。それもなんと、ベンツのディーゼル乗用車!
メルセデス・ベンツ日本が日本のタクシー会社東京エムケイにベンツのディーゼル乗用車「E 320 CDI」を今年1月10台納車した。「E 320 CDI」は、メルセデス・ベンツの中核モデルであるEクラス。経済面と環境面で優れる低燃費の「ニュークリーンディーゼルエンジン」を搭載している。日本国内で登録できる初のディーゼル乗用車として2006年11月の発売開始から、これまでに約2500台を受注している。
東京エムケイではセダン9台、ステーションワゴン1台をタクシーとして採用。これから、東京都港区を中心にハイグレード車両として通常運行するほか、携帯電話などで検索して最寄りのドライバーを直接呼び出せる「プライベートショーファーサービス(運賃プラス¥1,000)」などでの利用を想定しているという。ちなみに、2007年12月に行われた東京のタクシー運賃が一斉に引き上げを、初乗り660円、深夜割増23時~5時(1割増)の料金据え置きのまま運行しているという。もちろん、今回のE320CDIでも同様の運賃で利用可能だ。
免許を持っていない、車を買うお金がない、なんて人もベンツに乗れるチャンス!と思いきや、やはり2月1日の運行から予約殺到とのこと。ベンツのエコタクシーがタクシー業界を潤わすかも?