アーティスト達が表現する「再生」。伊勢谷友介主催「リバース・プロジェクト」が始動

REBIRTH PROJECT

REBIRTH PROJECT

映画などでみせる独特の存在感が魅力の俳優・伊勢谷友介。このたび、彼が手がけるREBIRTH PROJECTがスタートした。有名アーティストや建築家も参加するこのプロジェクト、いったいどのような内容なのだろうか?

ホームページでは、このプロジェクトの趣旨について、次のように語られている。

僕らの世代はいろいろな面において、転換期を迎えなければいけないと思っています。社会は自然環境を犠牲にし、テクノロジーを発展させ続けてきました。勿論、僕らもその恩恵を受けて育ちました。ですが、自然環境の悪化を目の当たりにし、いま何か僕らにも出来ることはないかと考え、このREBIRTH PROJECTを立ち上げました。僕達が行動することで、様々な才能を持った仲間達が集い、表現して行く場所を構築しようと考えたのです。

企業と協力して自然環境に対して自分たちの力で何かアクションを起こそうという伊勢谷友介の呼びかけに、デザイナーやプロデューサーなどが賛同して立ち上がった。東京藝術大学美術学部の修士課程修了という学歴を持つ伊勢谷の、新たなる挑戦と言えるだろう。

記念すべき第一弾プロジェクトは“THE SPIKE SHOW”

THE SPIKE SHOW
REBIRTH PROJECT “THE SPIKE SHOW”ロゴマーク

建物の取り壊しによって生じた廃材から作品や家具を再生させるというもので、木下工務店が協賛につき、スタートした。
一見すると普通のリサイクル家具作りだが、このプロジェクトでは、

壊す過程や作る工程もパフォーマンスの一環として演出し、作品として見せて行く

という試みを行っている。写真の数々はホームページに掲載されているが、その迫力と臨場感に誰もが驚かされるだろう。

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REBIRTH PROJECT “THE SPIKE SHOW”の様子

何も言葉では語られていないが、その写真に映し出されたアーティスト達の真剣な表情や、製作現場の荒々しい様子は、心に伝わってくるものがある。

さらに、アーティストたちの作品を、取り壊し後の更地となった場所に持って行き、写真に収めるというのがこのプロジェクトの見所。出来上がった家具の完成度の高さはもちろん、その土地、アーティストとの融合で生まれる世界は、まさに“REBIRTH(再生)”を表現したすばらしい作品となっている。

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REBIRTH PROJECT “THE SPIKE SHOW”の作品

ここで生まれた家具などの作品は今後、商品としても発表していくということなので、楽しみに待つことにしよう。

最前線で活躍するアーティスト達が表現する“再生”。彼らの作品が伝えるメッセージは、新たな世代の心を動かし、世界を変える力になるかもしれない。そんな未来を予感させるREBIRTH PROJECT。今後の展開に注目しよう!