アメリカ最大の太陽光発電オフィスといえば、サンフランシスコ郊外にある本社オフィスに太陽光発電システムを導入したインターネットサービス最大手Googleだ。
Google本社「Googleplex」の4つの建物の屋根などに、全部で9212枚のソーラーパネル(シャープ・エレクトロニクス製)が備え付けられ、備え付けられている建物が必要な、最大量の電力の約30%をまかなうことができる(年間約2GWh)。これは、カリフォルニアの1000世帯分以上の消費電力をおぎなえる電力量だ。
また、Googleの慈善プログラム「Google.org」では、この太陽光発電を利用したハイブリッドカーのプロジェクトに着手。ガソリン、もしくはバイオ燃料と電力で走るこのクルマは「プラグインハイブリッド(Plug-in hybrid electric vehicle)」と呼ばれ、1リットルあたり30〜42kmと、一般的なクルマの約4倍の燃費の良さが特徴だ。もちろん、Googleplex内の充電場で充電し、走るという。
Googleが世界中の注目を集める会社になった理由は、このような先進的なオフィス環境が大きく影響しているのかも?!