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【お知らせ】グリーンズがNPO法人になりました!

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こんにちは、greenz.jpの発行人鈴木菜央です。

このたび、greenz.jpの運営母体を、株式会社ビオピオから、NPO法人グリーンズに移し、運営していくことになりました!!

4月12日に行ったgreen drinks Tokyo “これからのgreenz.jpのはなしをしよう” NPO設立記念パーティ(来てくれたみなさん、ありがとうございました!!)にて初めて公に発表しましたが、その時のスライドを使いながら、greenz.jpのこれまでを振り返り、そしてgreenz.jpのこれからについて、語ってみたいと思います。

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こんな感じで発表をしました。


NPOグリーンズ設立のごあいさつ

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そうなんです。NPO法人なんです。設立、大変でした。でも、いい勉強になりました。なぜNPO法人にしたかって?それは後で話しましょう。

NPOグリーンズのビジョンと戦略

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私たちが目指す世界は、平たく言うと、「メディアとか対話の場を通してみんなが主役になれる社会をつくるよ」ということです。

この世界で最も生かされていない資源は、人だと言われています。スティーブ・ジョブスも言っているように、「人生は短い。他人の人生を生きるな」ということです。

一人ひとりが自分自身の人生を取り戻して、それぞれ、こころから信じられる世界をつくっていこうよ!とみんなに言いたくて、greenz.jpをやっているようなものです。

社会の一部分からでいいんです。そういう変化が起きたら…と想像してみてください。やがてそれが広がって、社会は今よりもハッピーな場所になっていると思いませんか?

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では、「みんなが主役になれる社会」をつくるために私たちは何をするんでしょうか?

それは、「みんなのソーシャルデザインの場づくり」をすることです。

もう少しわかりやすく言えば、たくさんの人がそれぞれが信じられる社会をつくっていく状況を創り出すための、さまざまなインフラをつくっていこう、ということです。

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それは、みんなのメディア、みんなのコミュニティ、みんなのムーブメント、そして、みんなの生きる糧になっていくことだと思います。

言い換えれば、生態系のようなものかもしれません。私たちが暮らす地球を覆う、いのちの網目、生態系では、それぞれが生きることが、他のいのちの生きることにつながり、お互いが必要なものを、お互いに提供し合って、すべてが無駄なく循環しています。

グリーンズは、みんなのクリエイティビティのための燃料を補給するメディアであり、刺激し合い、必要なものごとを互いに与えるコミュニティが無数に生まれる場になり、小さなムーブメントをたくさん生み出し、メタな視点で見れば、大きなムーブメントをつくり出し、そして心の生きる糧、いつでも挑戦できる場所、いつでも帰って来られるホームになっていきたい。

そんな「ソーシャルデザインの生態系」をつくりたいのです。


NPOグリーンズの事業について

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グリーンズが行なっている活動の現状を具体的に説明しているのがこの図です。

  1. greenz.jp
  2. ソーシャルデザインのアイデア、ヒントを多くの人のこころに届ける

  3. green drinks Tokyo / Japan
  4. ソーシャルデザインに関わる人、関わりたい人同士をつなげる

  5. ワークショップ
  6. ソーシャルデザインを学び考える場を提供する(単発)

  7. green school
  8. ソーシャルデザインを実際にカタチにする場を提供する(連続)

  9. 出版
  10. 深め、まとめ、さらなる学びのきっかけを多くの人に提供する

では、1つずつ、見ていきましょう。

1. greenz.jp

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greenz.jpは2006年7月に創刊しました。半年で最初の運営会社をスピンアウトしたため、日々の生活費を稼ぐのに精一杯で、2007〜8年ごろは月に2〜3回しか更新できないという時期もありました。(今でも当時からの読者に「1か月ぶりに見ても更新されてなかったよね」と言われますw)

2009年ごろからようやくgreenz.jpが上向いてきて、その後は順調にユーザーが増えていき、今では月間で14万UU程度になりました。(宣伝をしたことがないので、完全に、みなさんの口コミです。本当に感謝です。)

2. green drinks Tokyo / Japan

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次は、green drinksです。

green drinks Tokyoは2007年9月にはじめて、一度も欠かさず、歴代のスタッフがバトンをつないで、今まで続いています。

2010年2月から、green drinksを日本にもっと広げたい!という思いで、green drinks Japanプラットフォームを立ち上げました。

はじめは徐々に…という感じで、2011年3月までに20か所程度だったのが、3.11以降、急激に申し込みが増え、現在67か所にまで増えています。今では毎週問い合わせを受けているので、100を突破するのもすぐでしょう。

あなたの街には、green drinksはありますか? もしまだなら、自分で企画することも考えてみてください。

3. ワークショップ

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ワークショップは、大小さまざまな企画を行なっていますが、クライアントさんとコラボして行うことが多いです。

中でも一番最近行ったワークショップは、トヨタAQUAの発売を記念して全国参加型の新しいキャンペーン「AQUA SOCIAL FES!!」企画の一貫で行った、「AQUA SOCIAL FES!! Student Camp」です。

全国47都道府県から学生を2名ずつ招待して、1泊2日でソーシャルデザインについて考える企画を行って、大変盛り上がりました。

※グリーンズとのコラボレーションにご興味のある企業担当者はこのページをご覧ください!

4. green school

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green schoolは、ソーシャルデザインを実際にカタチにする場を提供する連続ワークショップです。

今までに開講したコースは…

マイプロジェクト&じぶんごと学科
greenz.jpを読んで、自分でもなにかを始めたい!と思った方が通うコース。自分らしいマイプロジェクトを参加者それぞれがつくっていく、実験の場です。

コミュニティデザイン&場づくり学科
マイプロジェクトをはじめてみたけど続けるのが大変と悩んでいる方や、コミュニティデザインや場づくりのエッセンスをビジネスの現場で活用してみたい方が通うコースです。

マイメディア&これからの編集学科
自分のメディアを一からつくってみたい方、もっと発信力を磨きたい方、編集目線をビジネスの現場で活用してみたい方が通うコースです。

※上記3コースは過去に開催したコースです。green schoolの最新情報はこのページからチェックしてください。

5. 出版

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最後は一番新しいプロジェクト、出版です。

一冊目として、朝日出版社から「ソーシャルデザイン」を出版しました。みなさんの応援のお陰で、好評を頂きました!!(感謝!!)

私たちが出版を通してやって行きたいのは、greenz.jpを編集する側から見て、感じてきたことを深め、カタチにし、さらなる学びのきっかけを多くの人に提供することです。

greenz.jpで世界中のソーシャルデザインの事例を集めて記事にすることを数年続けてきて、これは、世界的に大きな流れになってきているな、と実感しています。

2冊目も準備し始めましたので、カタチが見えてきたところで、みなさんに共有したいと思っています。


なぜNPO?

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なぜ、NPOなのでしょうか?

その話をする前に、ここでgreenz.jpの運営母体の歴史を振り返ります。

2006年7月、greenz.jpは、とある株式会社のいち部門として産声を上げました。
2007年1月〜2008年1月は「グリーンズ有限責任事業組合(グリーンズLLP)」として活動。
2008年1月からは「株式会社ビオピオ」としてウェブマガジンgreenz.jpを運営してきました。(どんどん変わりすぎですよね…)

それがこの4月から、「NPO法人グリーンズ」になったわけです。

でも、なぜNPOなのでしょうか?

それは、グリーンズが行う活動のすべてを、できるだけ以下のようなものにしていきたいという思いからです。

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一言で言えば、グリーンズを、「開かれた場」にしていきたいのです。

それは、こんな場所になるでしょう。

・活動がどのように行われているのか、財務や組織のかたちも含めて、みんなに見えている。
・はじめから終わりまで、多くの人にとって様々なカタチでの参加方法がある
・関わるすべての人が学べ、向上できる場になっている
・それぞれの自己実現や人間としての成長が、社会が良くなることと重なっている
・対話が持つ力、コクリエーション(共創造)の力を最大限活用し、さまざまなイノベーションが起きている

そして、組織としても以下のような活動に一番適した組織形態を選んで結果が、NPO法人、というわけです。
(とはいえ、これが本当に正解かどうか、やってみないとわかりませんが)

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そしてそれは、こんなカタチをした、チーム/コミュニティ/ネットワーク(その違いについては「コミュニティの鍵は貢献にある」ミラツク代表・西村勇也さんが考える、未来をつくるための”コミュニティデザイン”とは?をどうぞ)が合わさったようなものではないかと思っています。

おおまかに言えば、特定の目的別の「チーム」が複数あり、広く人同士がつながっている「ネットワーク」があります。そして全体として、信頼と共感をもってつながり、お互いに持っている経験や時間、人間関係をおすそわけし合う「コミュニティ」があります。

たとえば、ピンク色の領域はgreenz.jpを読んでくれている「読者」です。Facebookで「いいね!」を押したり、リンクをシェアしたり、コメントしたりしている、ゆるい「ネットワーク」と言えるでしょう。

ライター/エディター
そのgreenz.jpの記事は、編集部が制作しています。編集部は言わば「チーム」です。ライターさんは40人くらい、4か月ごとに卒業していくインターンさん数人、編集アルバイト1人が属しています。インターンはそれぞれのマイプロジェクトをつくって、4か月後に成果を発表します。

サポーター
そして、green drinks Tokyoをボランティアとして支えてくれている「gdサポーター」チームがあります。gdサポーターはgreenzコミュニティの入り口のようになっていて、の卒業生の多くが、インターンになったり、アルバイトになったりしてくれています。

スクール生/卒業生
スクールは卒業生同士の結びつきもとても強く、オンライン・オフライン両方で常にやり取りをしているので、「コミュニティ」になっていると言ってもいいかもしれません。

プロデューサー/ディレクター
greenz.jpの営業方面もチーム制になっていて、greenz.jpと企業を繋げて、みんなの未来に資する企画を考える数人が「プロデューサー」チームを形成しています。また、受注した仕事をきっちりカタチにしていく「ディレクター」チームも最近出来ました。

green drinks Japan ネットワーク
全国でgreen drinksを開催している green drinks Japanは各地ではオーガナイザーのチームだったり、その周辺のコミュニティであり、全国的にはネットワークになっている、と言えるでしょう。

正会員
そして中央部分にある「正会員」は、言わばグリーンズの「ブレーン」。グリーンズがいい方向に進むために、一緒に考えてくれるチームであり、コミュニティです。

グリーンズ会員
おそらくみなさんにとっても耳慣れないのが、「グリーンズ会員」ですね。グリーンズの活動を金銭面から支えていただく、会員のネットワークです。こちらは、5月のgreen drinksで内容を共有し、6月のgreen drinksで募集開始する予定です。多くの人が会員になって、グリーンズがぐいぐいと前に進んでいき、それによって、もっともっとたくさんの人が参加できる「ソーシャルデザインの場づくり」を進めていきたいと思っています。

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以上、NPOグリーンズ設立のごあいさつでした。

これからのグリーンズを、どうぞよろしくお願いいたします!

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私の発表の後は、編集長YOSHのファシリテーションで、「これからのグリーンズ」について語りました。

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トーク前半は、正会員である東京仕事百貨の中村建太さん、まちづクリエイティブの寺井元一さん、nD Inc.の中原寛法さん、numabooksの内沼晋太郎さんをゲストに、「グリーンズってどんなイメージ?」「これから必要とされている役割は?」といったテーマで話をしてもらいました。

後半は、会場に駆けつけてくれた仲間たちを交えてワイワイ。歴代メンバー代表としてコファンダーのひとりであり、4月からJ-WAVE LOHAS SUNDAYのパーソナリティも務めるひろみちゃん、ライターの池田さん、編集アルバイトのえりちゃん、green drinks Tokyo ボランティアリーダーのはすみん、green school Tokyo 卒業生ののだけんさん、ENGLISHコミュニティのティナさんと、こちらはうってかわって女性陣からの声を聞きました。

greenz.jpを立ちあげて約6年。それぞれの居場所で関ってくれているメンバーが、自分らしい言葉で「グリーンズとは何か?」を語り、過去と未来がここでつながっていく様子が、手前味噌ながら感動的でした。

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最後に、みなさんにお願いがあります。

この記事のコメント欄に、グリーンズの活動について「ここがいい」「ここがもったいない」「今後、こうして欲しいな!」などの意見/コメントを、書き込んでもらえませんか?

今後の参考にさせて頂きます!!!
今後ともどうぞ、宜しくお願い致します。

追記:正会員の方に、グリーンズのいいところと課題点を伺ったところ、下記のような意見をいただきました。

【いいところ】
「green drinksも記事も継続していてすごいと思います。」
「グリーンズの本が出たとき、グリーンズはニュースじゃないことに改めて気づきました。つまり、時間がたったら意味がなくなるものではなく、いつ呼んでもいいと思えるものを発信しているんですね。」
「ウェブメディアは増えてきたけれど、グリーンズに似たメディアはないと思います。独特なオリジナル性があるんだと思います。」

【課題点】
もっとこうしたらいいのでは?という意見を聞くと、green drinksについての話が多かったです。

「ゲストにお年寄りの方を呼ぶとか、もっと幅広い世代の人が参加できるといいね。」
「その地域のお店やコミュニティを活用して、より地域密着な企画をしてみては?」

貴重なご意見ありがとうございました!
また今後は正会員の方たちとコラボレーション企画を進める予定です。どうぞお楽しみに!

グリーンズ主催のイベント green drinks Tokyo に参加してみよう!