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【グリーンズ共催】12/8(木)green power drinks「エネルギーのつくりかた、つかいかた」

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こんにちは!スタッフの正太郎です。ほぼ毎月開催しているグリーンズのイベント「green drinks Tokyo」。今年最後の12月は「green power drinks」とタイトルをすこし変えて「エネルギーのつくりかた、つかいかた」をテーマにお届けします◎

いきなりですが、みなさんは美味しいご飯は好きですか?僕はお店でつくってもらったご飯も好きですし、自分でつくって食べるご飯も大好きです。ふだんから自分でつくっていると「どうやったら美味しいご飯をつくれるのだろう?」と考えます。なぜなら、なるべく美味しいご飯を食べたいからです(笑) たまには失敗しながら自炊しているうちに、ご飯そのものへの関心が高まり、つくること自体が楽しくなってきます。どんな献立にしようか、どんな食材を使おうか。そうやって”食”という行為が暮らしの中に溶け込んでいくのだと思います。

一方でみなさんは、暮らしに欠かせない「エネルギー」とはどんな距離感にいますか?

蛇口をひねればお湯が出てきて、スイッチを押せば電球が灯る。物心ついた時から、そんなことが当たり前のありがたい社会に僕たちは暮らしています。あまりにも当たり前なので、ふだんの暮らしの中で「なんでお湯や電気が使えるんだろう」と、考えるきっかけすらないですよね。

エネルギーは、美味しいご飯と違って目には見えづらいものです。「どんなご飯が好き?」という質問には答えられるけど「どんなエネルギーが好き?」には答えづらいかも。でも、そんなエネルギーでも身近なところで向き合ってみたり、つくってみたりするとグッと距離が縮まって、理解が深まり、暮らしに楽しいことが増えるんです!

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greenz.jpが経済産業省 資源エネルギー庁のGREEN POWERプロジェクトと共同で進めている連載「わたしたちエネルギー」では、これからの社会をつくっていくために、そんなエネルギーと向き合い、じぶんごとにして、太陽光発電などのグリーンなエネルギーを暮らしやビジネスに取り込んでいる実践者を紹介しています。

たとえば、横浜市戸塚区で電柱と一切つながっていないオフグリッド一軒家に暮らす佐藤隆哉さん・千佳さん夫妻。

記事:「電力会社の電気はいりません!」独立型の自家発電で、晴耕雨読の日々をおくる佐藤隆哉さん・千佳さんに聞く、これからの電力自給のありかた

岡山県西粟倉村で、豊かな森林資源を活かした薪ボイラーを通じて地域のエネルギー循環を目指す村落エナジーのみなさん。

記事:「あわくら温泉 元湯」がOPEN! 人口1600人の村・西粟倉のエネルギー会社「村楽エナジー」がつくろうとしているのは、地域みんなが幸せになる仕組み

自分たちの家庭や地域に必要なエネルギーを自分たちでつくってしまう彼ら、とても楽しそうですよね。しかし、”エネルギー初心者”の人が、彼らのようにお家をオフグリッドにしたり、薪ボイラーを導入したりということは、技術的にも心理的にもハードルが高いものです。そんなハードルを下げる取り組みを続けているのが藤野電力のみなさんです!



東日本大震災後に始まった「藤野電力」は、ミニ太陽光発電システムを組み立てるワークショップを通じて、誰でもエネルギーのつくりかたを学べる場づくりを続けています。このシステムのベースを考案したのが鈴木俊太郎さん。自家用車のバッテリーがすぐに上がってしまうことをきっかけに、太陽光発電を自ら学び始め、イベント出店の際の電動コーヒーミルや照明にも活用するまでに。「必要は発明の母」とはよく言ったものです。現在は電気工事士の資格を取り、オフグリットの住宅施工までも手がけられています!

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そんな藤野電力の鈴木俊太郎さんの全面サポートのもと、コーヒー豆の焙煎に必要なエネルギーを太陽光発電に切り替えたのがスローコーヒーの小澤陽祐さんです。フェアトレード&オーガニックなコーヒー豆だけを焙煎し販売していましたが、福島第一原発の事故をきっかけに「焙煎に使うエネルギーもグリーンなものにしたい」という想いから、クラウドファンディングで必要な資金を募り、自社の屋上に太陽光発電システムを完成させました。

今回の「green power drinks」では、暮らしでも仕事でもエネルギーに向き合われている藤野電力の鈴木俊太郎さんと、スローコーヒーの小澤陽祐さんをお招きして、彼らの体験や実験の数々からいま私たちができる「エネルギーのつくりかた、つかいかた」をみんなで学びたいと思います。

会場は表参道のCOMMUNE 246、入場無料のトークイベントです!当日は鈴木俊太郎さんがプロデュースした太陽光発電のキッチンカー「みどり号」もお披露目される予定です。気軽に遊びにいらしてくださいね◎

イベント概要

【日時】

2016年12月8日(木)
19:00〜21:30
※19:00開場、トークセッションは19:30-21:00です

【テーマ】

green power drinks「エネルギーのつくりかた、つかいかた」

【参加費】

入場無料!
※トークセッションは無料で観覧いただけます。
※commune246ではオーガニックフードの屋台があります!飲食は各自お求めください。

【定員】

約50名

【スケジュール】

19:00 開場
19:20 イントロ
19:30 トークセッション
20:30 参加者同士でダイアログタイム
21:00 交流会
21:30 終了

【ゲスト】

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鈴木俊太郎さん
藤野電力 技術担当
百姓を実践する漢方整体森氣庵院長、建築やアウトドア関連に強く藤野電力の生みの親、2001年に車のバッテリー上がり対策でソーラーパネルを導入、オフグリットでフェス出店した元祖かも?震災時にこのシステムのおかげで何不自由無く生活できた事から注目を浴び、ワークショップや勉強会を開催。藤野電力コアメンバーで主に技術部門担当、現在は電気工事士の資格を取り、オフグリットの住宅施工を手がけている。
記事:藤野電力の生みの親!鈴木俊太郎さんが目指す “ものづくりから始まる自給自足”とは?

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小澤陽祐さん
有限会社スロー代表取締役。ナマケモノ倶楽部共同代表。
2000年、スロービジネス第1号として、20代男子3名でスロー社を設立。
【オーガニック】【フェアトレード】のコーヒー豆のみを【自社焙煎】することをコンセプトに、着々と卸先・顧客をふやしている。2009年にはスローコーヒー八柱店をオープン。2016年からは焙煎機の電力を100%太陽光発電の電気に切替え【ソーラー焙煎】を開始。
ファーストではない、スローなコーヒーのあるライフスタイルを提案中。
www.slowslowslow.com
記事:原発抜きの電気でコーヒーを焙煎する夢が、クラウドファンディングで実現! 有限会社スロー代表・小澤陽祐さんに聞く、“グッドバイブレーション”な社会のつくりかた

【司会】

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鈴木菜央
greenz.jp編集長/NPOグリーンズ代表理事
76年バンコク生まれ東京育ち。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集。独立後06年ウェブマガジン「greenz.jp」創刊。07年よりグッドアイデアな人々が集まるイベント「green drinks Tokyo」を主催。メディアとコミュニティを通して持続可能でわくわくする社会に変えていくことが目標。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』

【参加表明】

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トークは入場無料ですが、Facebookへの参加表明をお願いします

【会場】

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COMMUNE 246
東京都港区南青山3-13

大きな地図で見る:Google Map

green power drinksは、資源エネルギー庁とグリーンズがコラボレーションする再エネ普及のための広報事業「GREEN POWER PROJECT」の一環として開催しています。
greenz.jp連載「わたしたちエネルギー」

お願い

・会場にはクロークがございません。おそれいりますが各自お手荷物は管理くださいませ。
・困ったことがありましたら、何でもスタッフにおたずねください。話す人が居ない…でもOK!

green drinks とは!

green drinksは、ニューヨークやハワイ、中国からボツワナまで世界の800都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにしたパーティ。日本でも100箇所以上で開催されています。グリーンズは東京のオフィシャルオーガナイザーとして、毎月第2木曜日にgreen drinks Tokyoを行っています。
 


クリエイター、NPO/NGOのリーダーやソーシャルアントレプレナー、各分野のクリエータから企業の環境・CSR部門などでバリバリ活躍中の方々まで、日本のこれからのキーパーソンがわんさか集まります!おひとりでも大勢でも、お誘い合わせの上遊びにきてください!
 
▼過去のgreen drinks Tokyo
グリーンズは、2007年から欠かさずgreen drinks Tokyoを開催しています。
過去のイベントの様子を知りたい方は、こちらの過去のイベントレポートをどうぞ