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【グリーンズ共催】6/20(水)green drinks Tokyo 「都市と地方、共創のあり方を考える。」 Co-presented by 郡上カンパニー

こんにちは!グリーンズの正太郎です。

5月も終わりに近づき、しだいに気温も湿度も高くなってきましたね。そうなると、楽しみになってくるのは夏の旅行!そろそろ計画をはじめる頃ですよね。greenz.jp読者のみなさんの中には、都会の喧騒を離れて、日本の地域をめぐる方も多いのでは?

いきなりですが、ここで質問。みなさんの中には毎年欠かさず通っている町や村はありますか?さらには、なんらかのプロジェクトに関わっている地域はありますか?

都会に暮らしながらも週末は地域に入ってまちづくりに関わったり、地域の魅力を都会の人に広げる活動をしていたり。

最近ではそのような、定住人口でも交流人口でもない「関係人口」というあり方も広まってきました。

地方での人口減少が加速する今、都会の人が”大挙”して地方に移住するのは、社会の流れ的に難しい。

しかし、都市と地方の「関わり方」を見つめ直し、新しい価値を共に創っていくことには、多くの可能性がまだまだ眠っているように感じます。

今回のgreen drinks Tokyoでは、そんな「都市と地方の共創のあり方」をテーマに据えて、みんなで考えていきたいと思います。

開催パートナーは、岐阜県郡上市を舞台に、その土地に根ざしながら、地域の未来をつくっていく事業共創プログラムを手がける「郡上カンパニー」のみなさん。

都市と地方の共創を実践するゲストをお招きしつつ、そんなテーマに関心のある参加者のみなさんと一緒にじっくり考える機会にしたいと思います。

都市と地方、共創のあり方を考える。


岐阜県郡上市石徹白のまちの風景(撮影: 逸見菜々子さん)

今回の開催パートナーである「郡上カンパニー」は、2017年にはじまったプログラム。自治体ごとの移住・定住キャンペーンが盛んになる中で、彼らが大事にしているのは、郡上に住んでいる人たちと、都会に住んでいる人たちが、ともにプロジェクトをつくって、これからの仕事や暮らしや生き方をつくっていくこと。「根っこのある生きかたを、つくる。」を合言葉に、郡上という地域を舞台に、関わり合う人たちのコミュニティを育てています。


郡上カンパニーにおける共創のあり方

具体的には3つの段階を経て、コミュニティを育てています。1つ目はローカルアイデア会議。郡上に暮らす人たちが、自分たちのまちの資源を活かしたアイデアを生み出す場。2つ目は共創ワークショップ。都会の人が参加して外の視点を持ち込みながらアイデアを事業プランに育てていく場。3つ目は未来事業プロジェクト。地元の人と、都会から飛び込んできた人が、3年かけて二人三脚で事業をつくっていくというものです。

プログラム概要を説明するとそのような流れなのですが、地元の人と都会の人がお互いに尊重し合あえる仲間になるために、一旦自分の肩書きを外して、自分の生い立ちや、将来やりたいことを共有する時間をつくるなど、一人ひとりが気持ちで繋がり共創していくための工夫がたくさん行われています。

今回は郡上カンパニーからディレクター岡野春樹さんと、郡上に暮らしながら里山保全活動「猪鹿庁」に取り組まれている興膳健太さんをお迎えします。詳しい話は彼らに伺いましょう!

greenz.jp取材記事:根っこのある生きかたがここにある。循環するコミュニティ「郡上カンパニー」で未来につながる仕事をつくろう


信岡良亮さんが手がける「地域共創カレッジ」

今回、もう1名ゲストとしてお招きするのはアスノオトの信岡良亮さん。2007年に島根県隠岐諸島の中ノ島・海士町という人口2400人弱の島に移住し、株式会社巡の環を立ち上げ、地域の資源を活かした事業づくりや、海士町のまちづくりから学ぶ教育プログラムを展開されてきた方です。2014年からは東京に拠点を移して、都市と地域の新しい関係をつくるための事業を行う株式会社アスノオトを創業されました。

現在では「地域共創カレッジ」という、都市と地域をつなげる共創人材を育てるためのオンライン教育プログラムを展開されています。全国、それぞれの地域で活躍するプレイヤーたちが学び合っています。そして今後、信岡さんはこれまでの経験をもとにした「地域を旅する4年制大学」の設立の準備をはじめるそうです。

・・・というわけで、今回のゲストはまさに「都市と地方の共創」を探求し、実践されている方ばかりです。彼らのこれまでの試行錯誤を伺いつつ、都市の人たちができること、地方の人たちができることを双方向から考えてみましょう!

・地域に関わることに興味を持っている都市の人
・地方に住みながら、都会との関わり方を模索している人

そんな人がいたら、奮ってご参加ください!

ゲストプロフィール

信岡良亮さん(のぶおか・りょうすけ)
1982年生まれ。関西で生まれ育ち同志社大学卒業後、東京でITベンチャー企業に就職。 Webのディレクターとして働きながら大きすぎる経済の成長の先に幸せな未来があるイメージが湧かなくなり、2007年6月に退社。小さな経済でこそ持続可能な未来が見えるのではないかと、島根県隠岐諸島の中ノ島・海士町という人口2400人弱の島に移住し、2008年に株式会社巡の環を仲間と共に企業(現在は非常勤取締役)。6年半の島生活を経て、地域活性というワードではなく、過疎を地方側だけの問題ではなく全ての繋がりの関係性を良くしていくという次のステップに進むため、2014年5月より東京に活動拠点を移し、 都市と農村の新しい関係を創るために2015年、株式会社アスノオト創業。

興膳健太さん(こうぜん・けんた)
福岡県出身。福岡大学から岐阜大学地域科学部に編入し、まちづくり活動について勉強していたとき郡上を知る。そのとき知り合った移住者の先輩たちに憧れて2007年に郡上へ移住。NPO法人「メタセコイアの森の仲間たち」の代表理事として、自然体験を通したまちづくり活動を行う。さらに里山が抱える獣害の問題と向き合い、猟師の仕事を多くの人に知ってもらおうとはじめた「猪鹿庁」の活動が全国的な注目を集める。また、新たに「郡上里山」株式会社も設立。 里山保全に関わる人材育成を手がけている。

岡野春樹さん(おかの・はるき)
1989年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、広告会社に入社。自治体のブランディングや、地方創生を中心とした官公庁の国内外の広報に携わる。また、日本を愉しむ関係性をつくる編集チーム「Deep Japan Lab」を立ち上げ、2017年に法人化。若者が日常で抱いた素直な問いを深掘る旅「日本みっけ旅」の運営を中心に、林業経営者の事業開発、地域の学校づくりなど、様々な学びと挑戦の場の編集を行う。2018年1月に第二子が誕生し、6月から家族4人で岐阜県郡上市に移住。逆算しすぎない直観的な生きかたを自ら実践している。慶應義塾大学SFC研究所 所員。

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イベント概要

【テーマ】
green drinks Tokyo 「都市と地方、共創のあり方を考える。」

【日時】
2018年6月20日(水)
19:00〜21:30
※19:00OPEN、19:30から本編開始です!

【会場】

SHIBAURA HOUSE5F Bird Room(東京都港区芝浦3-15-4)
JR田町駅より徒歩7分

Google Map

【定員】
50名

【参加費】
一般チケット 2,000円(軽食+1ドリンク付き)
greenz peopleチケット 1,000円(軽食+1ドリンク付き)

※greenz peopleチケットは、greenz.jpを寄付でサポートしてくださる読者限定です。まだの方はこれ機にぜひ。 →グリーンズの寄付読者制度「greenz people

【お申込み】

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Facebookのイベントページで随時情報を投稿するので、こちらもチェック)

【スケジュール】
19:00 会場OPEN / ごはんタイム
19:30 本編開始 / ゲストトーク
20:40 郡上カンパニーのプログラム紹介!
21:00 交流会
21:30 CLOSE

【ゲスト】
信岡良亮さん(アスノオト)
興膳健太さん(猪鹿庁)
岡野春樹さん(郡上カンパニー)

【司会】

鈴木菜央(すずき・なお)
NPOグリーンズ代表/greenz.jp編集長 76年バンコク生まれ東京育ち。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集。独立後06年「ほしい未来は、つくろう」をテーマにしたWebマガジン「greenz.jp」創刊。千葉県いすみ市在住。家族4人で35㎡のタイニーハウス(車輪付き)に住んで、暮らしとコミュニティづくりの実験中。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』(講談社 星海社新書)。

植原正太郎(うえはら・しょうたろう)
NPO法人グリーンズ/greenz.jp 事業統括理事
1988年仙台生まれ。親の仕事の都合で日本全国を転勤しまくる幼少期を過ごす。大学卒業後、デジタルマーケティングのコンサルティング会社に入社。その後、2014年10月よりNPO法人グリーンズにスタッフとして参画。WEBマガジン「greenz.jp」の寄付読者制度「greenz people」を担当。2018年4月より事業統括理事に就任。本業の傍ら、東京ど真んのビル屋上や遊休地に畑をつくる団体「URBAN FARMERS CLUB」を立ち上げて活動中。好物はチーズバーガー。

【共催】
NPO法人グリーンズ
郡上カンパニー事務局(郡上市交流・移住推進協議会)

今回のgd開催パートナーの「郡上カンパニー」とは?


郡上カンパニーは、岐阜県郡上市を舞台にした未来につながる事業を共創する新しいコミュニティづくりへのチャレンジです。都市部の人と郡上の人が手を取り合い、その土地の資源を活かした事業をつくっていきます。「カンパニー」と聞くと「会社なのか?」と思いますが、そこに込めた想いは、より語源に近い「同志・仲間」という意味だそうです。

郡上の人・自然・文化に支えられながら、未来につながる事業の種をみんなで育てていき、花を咲かせた事業がまた、郡上の人・自然・文化を未来へつなぐ実を落とす、そんな価値の循環を、彼らは描いています。

今回、郡上カンパニーでは、2018年夏から地元の人の事業アイデアを育てていく共創ワークショップの都市側の参加者を募集します!

今回のgreen drinksでは、そんな郡上カンパニーのプログラム紹介の時間も設けています。都市部から地域に関わること、根っこのある生きかたをつくることに興味のある方は、奮ってご参加いただければ嬉しいです!

WEBサイト:郡上カンパニー

green drinks とは!

green drinksは、ニューヨークやハワイ、中国からボツワナまで世界の800都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにしたパーティ。日本でも100箇所以上で開催されています。
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撮影: コバヤシアイコ

撮影: コバヤシアイコ

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