こんにちは!グリーンズの正太郎です。
朝晩の気温もぐっと下がり、年の瀬の気配を感じ始めているこの頃。体調管理には十分に気をつけて、年末まで走りきりたいところです!
さて、今年の師走は、green drinksを名古屋と東京の2ヶ所で開催することになりました!テーマは「根っこのある生きかたを、つくる。」です。
実はこのテーマ、今回のgreen drinksの開催パートナーである「郡上カンパニー」のスローガンです。郡上カンパニーは、岐阜県郡上市を舞台に、その土地に根ざしながら、地域の未来をつくっていく事業共創プログラム。今回、彼らが2018年4月から郡上市に移住して事業をつくる仲間を10名募集しはじめるタイミングに合わせ、彼らが大切にしている考え方「根っこのある生きかた」について、ゲスト&参加者と一緒にじっくりと考える機会をつくりたいと思っています。
「根っこのある生きかた」とは?
今、わたしたちは、自分たちの暮らす場所を、自分たちで決められる時代になっています。
生まれ育った土地から「離れて暮らす」ということが、個人の意思で選択できるようになったのは、この100年くらいで大きく変わったことの一つだと思います。わたしたちの祖父母の若かりし頃では、なかなか難しかったことでしょう。
住む場所ひとつとっても、地方なのか都市なのか、はたまた国内なのか海外なのか選べる。仕事についても、多種多様な企業の中から選択ができ、働き方もキャリアも自分で決められるようになっている。
いつの時代も、生きることは選択の連続だとは思いますが、これほど多くの選択肢がある現代は、冷静に見てみると凄いことのように思います。
しかし、そんな時代において、どこか心惹かれる生きかたをしているのは、自分の暮らしている土地に根を張り、働き、生きている人に多いように思います。
自分が取り組む仕事によってその地域を豊かにして、人だけではなく文化や自然も含んだ関係性の中で暮らしていく。
「根っこのある生きかた」というのは、現代において、一周まわってシンプルな選択なのかもしれません。
今回開催するgreen drinksでは、自分自身に、そして地域に根ざして活動するゲストの方を各3名お招きして「根っこのある生きかた」をテーマにお話を伺っていきたいと思います!
読者のみなさん、ご都合よければ、ぜひ遊びにいらしてくださいね◎
東京開催はこんなゲストをお招きします!
有限会社スロー代表/ナマケモノ倶楽部共同代表
1976年千葉県松戸市生。1999年よりスロームーブメントに関わり、2000年スロー社を設立。【オーガニック】【フェアトレード】のコーヒー豆のみを【自社焙煎】することに特化しているコーヒーブランド。2009年、スローコーヒー八柱店をオープン。2016年からは焙煎機の電力を100%太陽光発電の電気に切替え【ソーラー焙煎】を開始。現在、松戸と郡上の2拠点生活を営む。
greenz.jp記事:一杯の珈琲から見つめなおす「いつもの世界」。「SLOW COFFEE」小澤陽祐さんが、水のまち・郡上八幡で「水出しコーヒープロジェクト」を始めた理由。
新米猟師・ライター
1986年生まれ。法政大学人間環境学部卒業。カナダ留学後NGO/NPO支援・映画配給会社に就職、3.11をきっかけに「自分の暮らしを作る」活動を開始。2011年から動物の解体を学び、2013年狩猟免許取得。食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。
ブログ:ちはるの森
著書:『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)
郡上カンパニー ディレクター
NPO 法人地域再生機構 副理事長/ NPO法人HUB GUJO 理事
外資系経営戦略コンサルティング会社等を経て、2008年春、岐阜にUターン。自然エネルギー導入と地域づくりに取り組む。2011年秋より、郡上市白鳥町石徹白在住。2014年春、石徹白農業用水農業協同組合を設立し、集落ほぼ全戸出資による小水力発電所建設に携わる。2016年、石徹白番場清流発電所稼働開始。
greenz.jp記事:土地に宿る知恵や精神性を時代にふさわしい形でよみがらせる。小水力発電から始まった、岐阜県石徹白集落に暮らす270人の「持続可能な農村」へ向けた挑戦
今回のgd開催パートナーの「郡上カンパニー」とは?
郡上カンパニーは、岐阜県郡上市を舞台にした未来につながる事業を共創する新しいコミュニティづくりへのチャレンジです。都市部の人と郡上の人が手を取り合い、その土地の資源を活かした事業をつくっていきます。「カンパニー」と聞くと「会社なのか?」と思いますが、そこに込めた想いは、より語源に近い「同志・仲間」という意味だそうです。
郡上の人・自然・文化に支えられながら、未来につながる事業の種をみんなで育てていき、花を咲かせた事業がまた、郡上の人・自然・文化を未来へつなぐ実を落とす、そんな価値の循環を、彼らは描いています。
今回、郡上カンパニーでは、2018年春から、住民票を郡上に移し、地元のパートナーと共に新しい事業をつくる仲間を10人募集します。
今回のgreen drinksでは、そんな郡上カンパニーのプログラム紹介の時間も設けています。都市部から移住して、根っこのある生きかたをつくることに興味のある方は、奮ってご参加いただければ嬉しいです!
WEBサイト:郡上カンパニー
グリーンズのイベントではPeatixにて事前決済をお願いします。
イベント概要
【テーマ】
green drinks Tokyo 「根っこのある生きかたを、つくる。」
【日時】
2017年12月8日(金)
19:00〜21:30
※19:00OPEN、19:30から本編開始です!
【会場】
ご注意ください:会場変更になりました(移住交流情報ガーデン→SHIBAURA HOUSE)
SHIBAURA HOUSE(東京都港区芝浦3-15-4)
JR田町駅より徒歩7分
【定員】
50名
【参加費】
一般チケット 1,000円(軽食+ドリンク付き)
【お申込み】
グリーンズのイベントではPeatixにて事前決済をお願いします。
(Facebookのイベントページで随時情報を投稿するので、こちらもチェック)
【スケジュール】
19:00 会場OPEN / ごはんタイム
19:30 本編開始 / ゲストトーク
20:40 郡上カンパニーのプログラム紹介!
21:00 交流会
21:30 CLOSE
【ゲスト】
小澤陽祐さん(SLOW COFFEE)
畠山千春さん(いとしまシェアハウス)
平野彰秀さん(郡上カンパニー ディレクター)
【司会】
NPO法人グリーンズ/greenz.jp コミュニティエディター
88年、仙台生まれ。大学卒業後、WEBマーケティング会社を経て、2014年10月よりグリーンズにスタッフとして参画。「greenz.jp」の寄付読者制度「greenz people」を担当し、日本初の寄付型メディアづくりに挑戦中!ライフワークとして、東京の武蔵小山で「風邪で倒れた時にお粥を届けあう」助け合いの地域コミュニティづくりに励む。
【共催】
NPO法人グリーンズ
郡上カンパニー事務局(郡上市交流・移住推進協議会)
お願い
・事前決済にご協力おねがいします!
・会場にはクロークがございません。おそれいりますが各自お手荷物は管理くださいませ。
・困ったことがありましたら、何でもスタッフにおたずねください。話す人が居ない…でもOK!
– INFORMATION –
green drinks とは!
green drinksは、ニューヨークやハワイ、中国からボツワナまで世界の800都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにしたパーティ。日本でも100箇所以上で開催されています。
グリーンズのイベントではPeatixにて事前決済をお願いします。