「beの肩書き」が本になりました!

「人生の肩書き」は
プレゼントしよう

肩書きには「do」と「be」の2種類あった! フリーランスの「勉強家」が提唱する「beの肩書き」によって、あいまいな「自分らしさ」をしっかり言葉にできたり、企業やコミュニティの仲間と深くつながり直した人たちが増えています。

そもそもbeの肩書きとは? どうすればbeの肩書きが見つかるの? そんなあなたに「beの肩書き」ワークショップの開き方を特別公開! 「ジョーカー」内沼晋太郎、「10,000代目」河原尚子、「発酵デザイナー」小倉ヒラク、「活動家」中村真広各氏との対話も収録。元greenz.jp編集長・兼松佳宏による初の単著、〈グリーンズ出版〉第1弾。

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著: 兼松 佳宏
定価:本体1,000円+税/発行:2018年11月14日(お届けは12月上旬になります)
発行人:鈴木 菜央/発行所:グリーンズ出版/印刷・製本:シナノ印刷株式会社
編集:杉本 恭子/装丁・本文デザイン・DTP:根本 真路/イラスト:深川 優/編集協力:盛岡 絢子
©2018 greenz publishing ISBN:978-4-9910567-0-3



greenz.jpの寄付読者「greenz people」の方には、ギフトでお届けします。気になる方はこれを機にご入会を!
書店での販売、教育機関での教材としての配布をご希望の場合はshouten@greenz.jpまでお問い合わせください。

ー 出版記念&関連イベント! ー

11月17日(土)18:00 – 20:00 @東京
Tokyo Work Design Week 2018
「doの肩書き、beの肩書き〜あなたの肩書きを改革する〜」

w/ 佐渡島庸平(コルク)、中村真広(ツクルバ)
[ 詳細&チケット ]

12月7日(金)19:00-21:00 (18:30OPEN) @東京ミッドタウン・デザインハブ
企(たくらみ)展 関連企画:トーク&ワークショップ
「be の肩書き『人生の肩書き』は、プレゼントしよう」

w/ 鈴木菜央(greenz.jp編集長)
[ 詳細&チケット ]

12月8日(土)10:00 – 18:00 @東京
soar conference 2018 「語り」
Session 4&Workshop 「わたしと語り」

w/ 向谷地生良(べてるの家)、ドミニク・チェン(早稲田大学文学学術院・准教授)、福森伸(しょうぶ学園)
[ 詳細&チケット ]

12月26日(水)19:00 – 21:00 @京都
『beの肩書き』と『生きるように働く』
兼松佳宏+ナカムラケンタ ふたりの刊行を記念する会

w/ ナカムラケンタ(日本仕事百貨)
[ 詳細&チケット ]

& more!

ー はじめに ー

「肩書き」って必要なのかな?  「肩書き」は自分を伝えるものだけど、それだけで自分という存在は伝わっているのかな? そんな「肩書き」をめぐる”そもそも”のところから、この本ははじまります。

というわけで、ご無沙汰しています! 元「greenz.jp編集長」で、現「勉強家」の兼松佳宏です。

私ごとですが、2017年夏にミニエッセー「doとしての肩書き、beとしての肩書き」を公開したところ、予想以上の反響をいただくことができました。それは「気づきを与え、気づきを得る人」=「勉強家」冥利に尽きる出来事でしたが、それをきっかけに「誰もがしっくりくるbeの肩書きを見つけられる確率を高めたい」と思うようにもなりました。

そうして関連しそうな教育学や心理学の本を読み漁り、家族や近所での実験だけでなく、大学の講義から企業の研修まで、大小合わせて80回以上の「beの肩書きワークショップ」を開催してきました。また、ワークショップの手法を一部公開してみたところ、東京、山梨、鹿児島など全国各地でカスタム版「beの肩書き」ワークショップが開催されるという嬉しい広がりをみせました。

今回お届けする『beの肩書き: 人生の肩書きはプレゼントしよう』は、そんな1年間をまとめた凝縮版です。これまでの発見や成果を”中間レポート”としていったん世に問うことで、ここからさらに探求を深めていきたいと考えています。

120ページという小さな本ではありますが、僕にとっては初の単著であり、「勉強家のワークショップシリーズ」の第1弾でもあり、人生史に残る新たなスタートを迎えたような、そんな心持ちです。そして何より編集長卒業後の紆余曲折を経て、「グリーンズ出版」の第一号を担当させていただいたというのも感慨深いものがあります。

いちばん伝えたかったのは、「あーでもない」「こーでもない」と言葉をこねこねしながら”あり方”を探求していくことはとても楽しい、だけでなく一生を決めてしまうほどに深い、ということ。言葉で遊ぶくらいの気楽さで、ぜひ試してみてください。

よりよいワークづくりのために、みなさんからのご意見ご感想を楽しみにお待ちしています!


ー よくある質問 ー

Q 「beの肩書き」ってなんですか?
A 「私はこんな人です」ということを表現するための肩書きです。
この本では、「私はこんなことをしている人です」ということを紹介するための、いわゆる一般的な肩書きを「doの肩書き」と呼び、敢えて区別するようにしています。ちなみにbeは「べ」ではなく、be動詞の「ビー」と読みます。

Q 「beの肩書き」があると、どんないいことがありますか?
A あいまいな「自分らしさ」をしっかり言葉にできます。

それによって本当にやりたいことを整理できたり、進むべき方向に自信を持てたり、自分の過去を愛せるようになったりする人もいるかもしれません。また企業や地域コミュニティなど組織に応用することによって、より深いつながりがうまれるなどの成果が現れています。

Q 「beの肩書き」とは、例えばどんなものですか?
A 僕にとっての「勉強家」がその一例です。

いろいろな人にインタビューしてみたところ、NUMABOOKS代表の内沼晋太郎さんは「ジョーカー」、SIONEブランドデザイナーの河原尚子さんは「10,000代目」、ツクルバCCOの中村真広さんは「活動家」と答えてくれました。個人的には小倉ヒラクさんの「発酵デザイナー」もそのひとつだと思っています。

Q どうすれば「beの肩書き」が見つかりますか?
A これまでの自分の原体験がヒントになります。

得意なこと、情熱を傾けていること、いつか果たしたいことなど、これまでの原体験を振り返ってみることが大切です。とはいえ自分で言葉にするのは案外難しかったり、恥ずかしかったりするのでので、何人かで集まってプレゼントしあうことをオススメしています。

Q 「beの肩書き」ワークショップは、誰でも開くことができるのですか?
A もちろんです! ぜひあなたも開いてみてください。

ありがたいことに、すでに東京、山梨、鹿児島など全国各地で、カスタム版「beの肩書き」ワークショップが開催され、いろんな形に進化しています。ぜひあなたも身近な人をお誘いして、ワークショップを開いてみませんか?

Q 「beの肩書き」の元ネタはなんですか?
A 西村佳哲さんに大きな影響を受けています。

「マウナケア・スケッチ」という火山を描くワークがありますが、それについてはリビングワールド・西村佳哲さん著『自分をいかして生きる』(p18)の山の絵に多大なる影響を受けています。またワークショップのデザインは、社会構成主義をベースとした「ナラティブ・セラピー」と「ポジティブ心理学」を下敷きにしています。

Q あなたは誰ですか?
A 勉強家の兼松佳宏といいます。
好きな前置詞は「as(〜としての)」です。

ー 本のもくじ ー

■「はじめに」としての「よくある質問」

■【PART1】「beの肩書き」とは?

<第一章>「doの肩書き」と「beの肩書き」、何がどう違う?
肩書き=自分なのか? 問題/勉強家を名乗るまで/きっかけは「コメディアンとしてのバス運転手」/肩書きを与えるのは誰か/「夢を叶える」とはどういうことか/肩書きは誰のためのものか

<第二章>あの人の「beの肩書き」
「beの肩書き」クロニクル/内沼晋太郎さんと「ジョーカー」の話/河原尚子さんと「10,000代目」の話/小倉ヒラクさんと「発酵デザイナー」の話/中村真広さんと「活動家」の話

<第三章>「beの肩書き」のみつけかた
ユーダイモニアとヘドニア/ヒントとしての「beの肩書きインタビュー」/リフレーミング

■【PART2】「beの肩書き」ワークショップをやってみよう

ひとりで編/みんなで編/応用編

■【PART3】全国に広がる「beの肩書き」

お母さん向けに/同僚向けに/大学生向けに/beの戒名/with LEGO

■beの肩書き図鑑
■あとがき

ー ワークシート ー

ワークショップの進め方は、大きく分けて4パターン。人数に合わせて、ひとりででも、みんなででも。また自由に使える時間に合わせて、さくっとでも、じっくりでも◎

「とにかく何か始めてみたい」という方は「ひとりで編」の「さくっと」からどうぞ。ひとりでやってみて、「誰かと一緒に語り合う方がやりさすそう」と感じた方には、「みんなで編」をオススメしています。

「仲間と気軽に始めてみたい」という方は45分ほどの「さくっと」から。夜の仕事終わり、休日など「時間をとって仲間と一緒にやってみたい」という方は「じっくり」取り組んでみてください。

ひとりで、さくっと(15分)
ひとりで、じっくり(45分)
みんなで、さくっと(45分)
みんなで、じっくり(90分)

ー 参考文献 ー

・西村佳哲(2011)『自分をいかして生きる』ちくま文庫
beの肩書きの原点は、「成果としての仕事」の下には「あり方・存在」がある、という西村佳哲さんの一節だったのでした。

・村上龍(2010)『新 13歳のハローワーク』幻冬舎
130万部を突破したキャリア教育のバイブル。300以上の職業が紹介されています。隣にbeの肩書き本が置かれていくのが夢。

・中野民夫(2017)『学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション』岩波書店
「beの肩書きヒストリー」の原型「ライフヒストリー曼荼羅」(中野民夫さん創案、三田地真実さん考案)が紹介されています。

・渡辺照宏、宮坂宥勝(1993)『沙門空海』ちくま学芸文庫
「『沙門空海』の称こそ、空海その人の本質をもっともよく伝えている」という一節が、「大文字のBEの肩書き」のヒントに。

・J・J・フロウ、A・C・パークス編(2017)『ポジティブ心理学を味わう エンゲイジメントを高める25のアクティビティ』北大路書房
「ユーダイモニア」「ヘドニア」のキーワードはこの本から。他にも「強み」「感謝」「好奇心」など興味深い研究が盛りだくさん。

・ケネス・J・ガーゲン(2004)『あなたへの社会構成主義』ナカニシヤ出版
「言葉が世界を創る」。言葉の限界を知りつつも、ナラティブ(語り)が秘めた力を個人や組織に応用する「社会構成主義」の原典。

・マイケル・ホール、ボビー・G・ボーデンハマー(2009)『NLPフレーム・チェンジ 視点が変わる〈リフレーミング〉7つの技術』春秋社
新しい視点で物事を捉え直す「リフレーミング」。その根拠となる「意味の公式」の説明に加えて、具体的なモデルもたくさん紹介。

・フレデリック・ラルー(2018)『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』英治出版
21世紀型の社会を占う現代の必読書。自主経営、全体性、存在目的が3つの柱で、beの肩書きは全体性の向上に貢献できるはず


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