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あのオラファー・エリアソンがデザイン!途上国で活用される、太陽の形をしたかわいいLEDライト「Little Sun」

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これまでサッカーボール型の発電機「SOccket」遊力発電「LinkWatt」など、16億人もの人が暮らす非電化地域のためのアイデアを紹介してきました。

今回ご紹介するのは、アクセサリーにもなりそうなくらい可愛らしい太陽のカタチをしたLEDライト。「Little Sun」と名づけられたこのライトは、太陽光で発電できるのが特徴です。

考案したのは、世界的に有名な光のアーティスト、Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン、以下オラファーさん)!金沢21世紀美術館での展示や、アイスランドにある大きなコンサートホールの照明デザインも手がけるなど、人工の光だけに頼らず、自然の光を上手く取り入れることをモットーとするオラファーさんが手がけるLEDライトということで、興味津々です。

さっそくみてみましょう。

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まず本体には表にLEDライト、裏に6cmほどのソーラーパネルがついています。

持ち運びしやすい形になっているので、昼間に太陽にあてておけば日が暮れて帰るころにはしっかり充電できているはず。ちなみに4時間充電すると5時間分チャージされます。

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使うときは、ひもがついているので壁に掛けたり天井につるしたりできます。

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料理にも

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読書にも

生活が快適になるだけでなく、ソーラーパネルにすることで灯油を使わなくてすむという利点もあります。それは単に石油の消費を減らすだけでなく、火事の危険性や健康被害の低下も期待できます。

「Little Sun」は今年の夏にリリース予定ですが、今後はソーラーチャージできる携帯電話の充電池やとラジオなども開発したいと考えているとか。まだまだプロジェクトは始まったばかりなんですね。

Olafur Eliasson
オラファー・エリアソン

光はみんなのものです。何にどう使おうと、私たちの自由。だからこそ、世界中の人たちが光を使えるように「Little Sun」を考えました。「Little Sun」がアートの視点から、サステナブルなエネルギーについて考えるカギになるでしょう。

このようにオラファーさんは「Little Sun」にこめた思いをこう述べています。アート×エネルギーというコラボレーションはこれから増えていくのかもしれません。

電気のある生活は、決して当たり前のものではないのです。今の日本も震災以降は節電モードですが、私たちも、自然に寄り添ったかたちで、光を上手く取り入れてゆけるといいですね。

(Text:木村絵里)

[via Co.Design]

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