ずっと「やってみたい」と思っているけれど、なかなか最初の一歩を踏み出せていないことってありませんか?今回は、そんな人のためのきっかけになりそうななフランス発のサービス「un jour, un chef」をご紹介します。
「un jour, un chef」を日本語に訳すと「一日、一シェフ」という意味ですが、その名の通り、ひと晩限定で“料理長体験”ができちゃうのです!
場所はパリのお洒落な地区として知られるバスチーユ地区のレストラン。プロのシェフに相談しながら、材料やメニュー、料理の仕方まで自分で決め、実際にお客さんや友人、家族へ振る舞います。
申し込みは公式ホームページにある専用のフォーマットから。まずは、あなたが作りたいもの・好きな人たちに振舞いたいと思うメニューを考えましょう。あとは、あなたの基本的な情報、これまでの料理経験、メニュー内容を送ることで、あなたの夢の第一歩が始まります。
技術的な面はプロのシェフがサポートしてくれます。「料理が好き!」「もっと上手くなりたい!」という気持ちがあれば、経験や自信が無くても大丈夫。大事なことは、あなた自身の「やりたい」という気持ちです!
また、単に料理を教わるだけではなく、「仕事」として体験できるのもこのサービスのポイント。趣味や習い事とは違う、プロとしての楽しさや難しさを感じることができるのです。
専門分野の本を読んで知識を蓄えることも大事ですが、やはりプロの側で仕事を体験できることが、何よりの宝ものになるはず。
日本にも“見たことない仕事、見に行こう”をコンセプトに掲げる「仕事旅行社」という会社があります。費用は1万円未満から4万円までで、パイロット、イルカトレーナー、木彫職人など、多種多様な仕事の体験を紹介しています。
ちょっと興味がある人も、本気でその仕事をやってみたい人も、一度「体験する」ことから始めてみてはいかがでしょうか。一歩踏み出すことで、あなたの毎日が変わるかも!
(Text: 土橋遊)
[via INHABITAT]
日常にスパイスを!新しい気付きが得られる「仕事旅行」