コンテナから溢れるひと、ひと、ひと。
ひときわ賑わうコンテナがありました。
その中心にあったのはアメ。それも単なるアメじゃありません。口のなかで成形できる、やわらかいアメ、ソフトキャンディでした。
ウェブサイトもあります。http://www.mouthmolding.com/
この作品をつくったのは、ロンドンからきたふたりのデザイナー、Merel SlootheerとLiat Azulay。「もし○○だったら?」という疑問や想像がクリエイションの出発点だとか。
見た目以上に優しい味が印象的でした。
とかく「食」となると、どこか「遊んではいけない」、そんな緊張感のある雰囲気になりがちです。しかも、子どものころ「食べもので遊んじゃいけません!」と注意された経験があるのは僕だけではないはず。
もちろん、食べものに経緯を払うことは大切なこと。その上で、しっかりと遊ばせていただく。余すところなく、ちゃんと楽しむ。そして、食べ尽くす。そんなコミュニケーションがあってもいいんじゃない?という提案を感じる作品でした。
今年のコンテナ展は、レストランガイド「ZAGTA SURVEY」協力のもと、公募の中から選ばれた優秀作品 15 組 のクリエーターによる展示が行われているのも特徴のひとつ。ZAGAT を紹介するコンテナのほか、「FOOD」を テーマに、海外 5 組、国内 10 組の作品を発表されています。
ちなみにこの作品、当日予約をすれば、あなたもオリジナルキャンディをつくることができるみたいです。ただし、人気作品のため、ご注意を。最後に、アメを食べたら「事後のはみがきをお忘れなく」。
Mouth Moldingのウェブサイトはコチラ
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