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ソーシャルメディア時代のインテリアアイテムづくりを追求する、オンラインプラットフォーム「StyleFactory」

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このほど支援プロジェクト数が10,000件を超えたKickstarter」をはじめ、日本でも、マイクロパトロンプラットフォーム「Campire」や、オシャレ女子向けクラウドファンディングサービス「GREEN GIRL」など、デザイナーやクリエイターとユーザを直接つなぐオンラインプラットフォームが急増。最近では、対象ターゲットを絞るなど、多様化の兆しもみられるようになりました。

インテリア系アイテムを中心に、作り手と使い手を結ぶオンラインコミュニティ「StyleFactory」もその一例です。テーブルやソファ、照明、インテリア雑貨など、デザイナーが製作したアイテムにユーザが投票。一定数の票が得られると、商品の量産を開始し、オンラインサイトで販売されます。

具体的な流れは、こんな具合。
まずは、デザイナーが、「Submit」ページから商品デザインを投稿します。ユーザは、投稿された商品を「vote」ページで閲覧。各商品は、詳細ページで、その概要や仕様などを、テキストのみならず、画像や動画でチェックできます。

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気になるアイテムが見つかったら、フェイスブックのアカウントを使って、「Make It(つくって!)」ボタンをクリック。「Make It」したユーザは、3名以上のフェイスブックの“友達”にアイテムの情報を共有するというルールです。つまり、「StyleFactory」は、応援したい商品をユーザが”口コミ”でサポートするという仕組みになっているわけですね。

とくに、大型の家具は、資材のみならず、保管や輸送にコストがかさみがち。ゆえに、一定のオーダーが見込めないと、なかなか量産しづらい面があります。その点、「StyleFactory」のプラットフォームを使えば、ある程度の需要が見込めた段階で生産に着手できるので、デザイナーやメーカー側にとっては大きなメリット。一方、ユーザにとっても、自分が気に入った商品に”一票”を投じることができ、商品の生産・販売にまつわるコストが軽減できる分、自分が欲しいものを安価に購入できるというメリットがあります。

ソーシャルメディアをコミュニケーションインフラとして活用し、デザイナーの「作りたい!」とユーザの「使いたい!」をつなぐオンラインプラットフォームは、ますます多様に進化していきそう!これによって、モノづくりの概念やプロセスにも、大きな変化をもたらしそうですね。