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アクティブライフを実現する、車椅子とのハイブリッド型スポーツバイク「WISB」

greenz/グリーンズwisb-hand-bike-1

足に障がいを持つ方々は、移動範囲が限定されがちなのが現状。もっと自由に、フレキシブルに移動できる手段があれば、それぞれの個性やライフスタイルを追求することができますね。そこで、車椅子とスポーツバイクを“合体”させたモビリティが開発されました。

Bar Claudiaが設計した「WISB hand bike」は、フィットネスなどで利用されるリカンベントバイクとスポーツバイク、車椅子をドッキングさせたようなモビリティ。モード切り替えによって、屋外用の自転車となったり、屋内を移動する車椅子になったりします。また、すべて手動で操作する仕組みなので、足に障がいを持つ人でも、シチュエーションに応じて、カンタンに切り替えることができます。

足に障がいを持つ人も、好みや個性、ライフスタイルは、十人十色。デザインは、このような多様なニーズをカタチにし、より多くの人々に自由で快適な生活をもたらす有効な手段でもあります。「WISB hand bike」は、「課題やニーズの解決のために、デザインをどう使うべきか?」という方向性を示す事例のひとつといえそうですね。

[via Inhabitat]

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