歩道に書かれたアルファベット表。
かわいい絵で、楽しそうですね!
…なんて思っちゃいますが、
本来こういう表は、学校で使われるべきもの。
ほほえましく見ていると、下のほうに、
こんなシビアなメッセージが。
「ストリートチルドレンを無視するなら、
この街角が彼らのただひとつの教育の場に
なってしまうでしょう。」
これはスリランカで実施された、
子ども教育基金のゲリラ広告です。
地面に描かれた
アルファベットチャート以外にも、
街角の壁やゴミ箱につけられた黒板、
歩道の柵につくられた、
数字を勉強するための教材などが
あります。
教育は、環境問題を解決するために
とても大事なことだと言われています。
適切な農業を覚えることができたり、
結婚を遅らせて人口増加をおさえたり、
政治に積極的に参加することができたり…。
先進国では、学ぶこと=学歴を得ること、
みたいに思われがちなところが
あるのかも知れませんが、
学ぶことは、幸せに生きる
きっかけをつくることなんじゃ
ないでしょうか。本当は。