四国は世界に通用する!!
そう確信した四国自慢グループ HIP(Home Island Project)がニューヨークに進出!夏の訪れを感じるNYの街で、法被(はっぴ)を纏い、団扇を持って、阿波踊りを踊って、大暴れしたようです。
さて、ニューヨーカーは四国文化を受け入れてくれるのでしょうか!?
2010年6月3日、HIPのメンバー12名が日本からニューヨークに旅立ちました。目的は「四国自慢」。四国を世界最先端で流行に敏感なニューヨーカーにアピールするため、5日間に渡り、数々の作戦を実行したのです。プロジェクト名は「ニューヨークで四国を叫ぶ」!!
Japan Day出展
世界最大、5万人が参加した日本PRフェスティバル「Japan Day」に、四国代表として出展。四国4県の魅力を詰め込んだブース「Hand Fun Uchiwa」を展開しました。
四国という島のエコな暮らしを感じる、うちわ作りのワークショップはニューヨーカーに大人気。列が途絶えることなく、あっという間になくなってしまったとのことです。“Cool 四国!”な動画もご覧ください。
阿波踊り Bar Hopping
夜な夜な町に繰り出し、HIP法被(HIPハッピー)を纏い阿波踊りを踊り歩くという大胆企画。鐘と三味線の音が鳴り響くニューヨークの夜はどんな様子だったのでしょうか?こちらの動画をどうぞ!
一緒に踊りだす人や、なんとチップや花束をくれる人も出現したのだとか。どうやら四国の阿波踊りは、ニューヨーカーたちを大いに魅了したようです。
他にも、四国とオンライン中継でつないで県民歌大合唱、高校でうちわ作り体験などなど、四国を自慢したくてたまらないメンバーのみなさんは大忙しだったようです。
Stomp × 阿波踊り コラボ企画実現へ!
そしてこの旅の成果が今後、ひとつのカタチとなって動き出すようです。
ニューヨークのオフブロードウェイで有名な「Stomp」。今回の滞在でダンサーに阿波踊りを披露したところ、「阿波踊りのリズムと、Stompは通づるところがある!」というコメントを貰い、8月には徳島県神山町で講演の制作に入るとのこと。地元住民がパフォーマーとなる講演は、
ショーそのものは、観る・観られるの関係性が徐々に曖昧になって、最終的にはその場にいる人全員で、音を奏でなが ら踊る実験的な内容。熱く狂乱な阿波踊りのイメージ。
とのこと。8月といえば、瀬戸内国際芸術祭2010の会期中。四国から世界へ、様々な動きが巻き起こっている瀬戸内地域から今後も目が離せません!
名称:Home Island Project http://www.hipj.net/
HIPは世界中で四国を自慢する有志のネットワーク。四国の多様な魅力を四国内外・海外に発信し、四国在住者・四国出身者・四国に興味を持つ人、全ての人が四国への誇りと愛着を持つことを目指す。アート・ビジネス・農業・スポーツ・農業・文化など様々な切り口で「四国」という島を応援・発信するプロジェクトを推進し、非営利に運営。
HIPの最新情報や活動報告は公式ホームページで!
この夏の注目!瀬戸内海のアートイベント