じゃ〜ん、これがパーマカルチャリスト四井さんの天ぷらカー。車種はフォルクスワーゲン「ゴルフIII CLD」。いわゆるディーゼル車なんですが、天ぷら油を燃料として使えるようにしてあります。
前回お話しした通り、使い終わった天ぷら油のゴミを取り除いて(具体的にはネルドリップのように漉して)そのまま燃料にしてディーゼルエンジンで燃やしてしまおうというのが「天ぷらカー」。で、その燃料が「SVO(Straignt Vegitable Oil=そのままベジタブルオイル)」。使い終わった天ぷら油でクルマが走るなんて、素敵でざんしょ?
ガソリンは粘性(ねばねば度)が低く、軽油もまあまあ低い。ところが、SVOってとろとろで粘性が高いのです。だから、燃料タンクから管を通って、エンジンに流れ込みにくい。
そこで、天ぷらカーには燃料タンクとエンジンの間にアタッチメントがついています。SVOの温度をちょっと上げてサラサラに(粘度を低く)して、SVOがどんどんエンジンに流れ込むようにして、さらに最後にゴミを取り除くフィルターがついているのです。
どんなディーゼルエンジンもSVO対応になるわけではないけど、おおかたオッケーらしいのです。ヨーロッパなんかでは、普通乗用車の50%がディーゼル車ってくらいだから、新型のクルマに対応したSVOキットも販売しているようです。
- 四井さんちのイケメン赤ちゃん
で、週末に彼のお家に行って来ました。山奥なんですが、これが素敵なところ。ついでに彼自慢のご子息を拝見。すんごいハンサムです。普通、赤ちゃんはプックリした膨れっ面しているのに、このコはスリムなイケメン。う〜ん。
その四井さんがスゴイのは生活全体で「循環」にこだわっていること。勿論、地球環境のことを考えて。
で、トイレもカナダ製のコンポストトイレに変えてしまいました。
お値段は27万円。
- カナダ製のコンポストトイレ
- 循環!!
見せてもらいましたが、写真のようにちょっと高めの便座位置。
で、用を足し終わったらオガクズをまく。で、クルクルとハンドルを回して処理。結果、最後の写真のように悪臭もない素敵な堆肥になります。これを畑に使っているそうです。
このへんの詳しい話は四井さんがやっているブログ
「木水土の生活 パーマカルチャリスト四井真治がつづる持続可能の智慧満載のブログ」にて展開する予定だそうです!
四井さんの生活は、ほんと循環だ…、う〜ん。(こ)
BeGood Cafeのプロジェクト SVO
http://begoodcafe.com/projects.php?project=10