シンガポールといえば、目抜き通りのオーチャードロード。おしゃれなブランド店がずらりと並び、値段も日本で買うよりお手ごろ。おまけに街はきれい! ごはんもおいしい! ショッピングを満喫した後は、マラッカ海峡に沈む夕陽を眺めて、仕上げは、優雅なラッフルズ・ホテルで、ここのホテルのオリジナルカクテル「シンガポールスリング」で乾杯。そんなプチセレブな旅行もたまにはいいかもしれない――かどうかはキミ次第。
さてそのシンガポール。報道によると、環境に力を入れ始めるらしい。燃料電池自動車やハイブリッドカー、電気自動車などの「エコカー」から、太陽電池や燃料電池などの「クリーンエネルギー」まで、その対象はいろいろ。
ITに強いシンガポールも、自動車産業はこれまで育っていなかったので、「エコ」をチャンス!とばかり、政府は、エコカーの開発・導入に躍起となっているのだ。道路交通システムも、GPSを使った課金技術などを企業と共同開発していきたいという。
もともとこの国は、政府の規制がとても強い。紙くずのポイ捨てから、トイレの水の流し忘れ、路上につばを吐く行為まで、なにかと罰金が科せられる。さらに、クルマの台数も制限されてる。
それだけにこの国は、政府が「やる」といったん決めたら絶対やる国。さて数年後、オーチャードロードを走るタクシーのどれぐらいがエコカーに変わっているか注目だ。