こんにちは、グリーンズの正太郎です。品川シーズンテラスと協力して開催している「green drinks Shinagawa」。2016年は1-3月まで毎月「映画上映会」です! お仕事帰りにふらっと立ち寄りください◎
品川シーズンテラスのカンファレンスルームを利用し、毎回30-40名ほどの方にご参加いただき、美味しいご飯とお酒を楽しみながら映画を楽しんでいます!
3月に上映するのは「バベルの学校」です。フランスのパリにある中学校が舞台のドキュメンタリー映画。様々な国から、バックグラウンドも、フランスに来た理由も異なる子どもたちが集まる特別クラスでは、通常のクラスに入れるようにフランスの語学勉強を中心に集中トレーニングをしていきます。
24名の生徒と20の国籍。
国籍も宗教も家庭のバックグラウンドも違う十代の生徒たちは口論を繰り返し、お互いに認め合って繋がることができません。しかし、担任のブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを辛抱強く見守り、少しずつ子どもたちの心を開かせていきます。
国籍や価値観の違いから生まれる軋轢は、このパリの中学校のクラスに限ったことではありません。毎日、世界のどこかで宗教間の争いが起き、ヘイトスピーチが行われ、誰かが傷ついています。
お互いに多様性を認め合い、手を取り合うこの難しさを感じざるを得ませんが、greenz.jpではこれまでも、人種・宗教観を超えてよりよい社会をつくっていくためのプロジェクトを紹介してきました。
▼憎しみの歴史を乗り越える、世界一の握手。トルコとアルメニアをつないだ「The Longest Handshake」
▼自動販売機で心を一つに。政治対立する2カ国をつなげた「Small World Machine」
「国と国」という単位でお互いを理解することは難しいけど、「一人ひとりの人間同士」で繋がることで、多様性を認め合い、対立を乗り越えることができるのかもしれません。
今回、上映する「バベルの学校」にはそのようなヒントが詰まっているように思います。ぜひ、一緒に作品を見て、一緒に考えてみませんか?
イベント概要
【日時】
2016年3月16日(水)
18:30〜21:30
※18:30 開場/受付開始&軽食タイム → 19:30 上映開始です。
【共催】
NPO法人グリーンズ
品川シーズンテラス
【上映作品】
「バベルの学校」
【予告編】
【映画紹介(cinemoより)】
フランスに来たばかりの彼らが入ったのは適用クラス。このクラスでフランス語を学び、話せるようになるための集中トレーニングを受け、やがては通常のクラスに移るために、他の教科も学んでいく。
国籍も宗教もフランスに来た理由も違う子どもたちの中には時に大声で口論し、泣き、自暴自棄になる子も。ブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていく。
国籍も宗教も家庭のバックグラウンドも違う十代の生徒たちが、異国の地フランスで、言葉もままならないなか葛藤を抱えて新生活を初め、時にぶつかりながらも様々な壁を乗り越えて友情を育んでいく。そんな彼らの姿は私たちに未来への希望を見せてくれる。
ジュリー・ベルトゥチェリ監督作品(『パパの木』、『やさしい嘘』(カンヌ映画祭批評家週間賞))。
【参加費】
2,000円(1ドリンク/軽食付き)
グリーンズ本がセットになったチケットも販売!
+『「ほしい未来」は自分の手でつくる』 ¥2,800
+『ソーシャルデザイン』 ¥2,900
+『日本をソーシャルデザインする』 ¥2,900
※Peatixで事前決済をお願いしています。
【定員】
50名
【スケジュール】
18:30 開場/受付開始 & 軽食タイム
19:30 上映開始
21:00 交流会
21:30 終了
【会場】
品川シーズンテラス : ホール(東京都港区港南1-2-70)
お願い
・事前決済にご協力おねがいします!
・会場にはクロークがございません。おそれいりますが各自お手荷物は管理くださいませ。
・困ったことがありましたら、何でもスタッフにおたずねください。話す人が居ない…でもOK!
green drinks とは!
green drinksは、ニューヨークやハワイ、中国からボツワナまで世界の800都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにしたパーティ。日本でも100箇所以上で開催されています。グリーンズはオーガナイザーとして、green drinks Tokyoやgreen drinks Shinagawaを行っています。