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持続可能な未来の暮らしを想うこと。これからは減点じゃなく、加点方式でいこうぜ! 日々実践すべきアクションを知る・深める・つなげる「BrightAction」

レジ袋の有料化が始まって1年。すっかりマイバッグ文化が浸透してきたように感じます。そのほかにも、みなさんは普段の生活の中で環境のための取り組みを実践していますか?

マイボトルを持ち歩く。
地元の食材を買う。
生ごみをコンポスト化する…

そういった、普段の暮らしの選択を変えることが大きなインパクトを生むはず。だけど、このアクションに意味があるのかな? と不安になったり、そもそも地球環境のために何をすればいいかわからず、やきもきしてしまうときもあるかもしれません。

そんな悩めるみなさまへ! 今回は、”輝く”未来のために日々実践できるアクションを知ることができ、継続するモチベーションもぶち上げてくれる「BrightAction」をご紹介します!

BrightActionは、ざっくり言うと持続可能な未来のために日々の生活の中でできるアクションを教えてくれるプラットフォームなのですが、ただの情報まとめサイトではありません!

その特徴は大きく3つあります。

1つ目は、アクションごとに難易度・ポイント・コスト削減効果が示されていることです。

まずは、「エネルギーを賢く使う」「乗り物を変える」「コミュニティに参加する&勉強する」といった、多様なカテゴリーの中から気になるものを選択してみましょう。

カテゴリーを選ぶと、具体的なアクションが表示されます。「エアコンのフィルターを掃除する」「公共交通機関を使う」「ソーラーを設置する」など、バラエティに富んでいます。

そして、例えばコンポストだったら難易度「中」、2,500ポイント、年間60ドル節約というように、すべてのアクションが評価されています。難易度やコスト削減効果がわかると始めやすくなるし、ポイントがあることで相対的にアクションの価値がわかりますね!

2つ目は、アクションのステップと、なぜやるべきなのかを解説していることです。

コンポストを例にとると、始めるにあたっての手順が丁寧に解説されていたり、環境へのインパクトを知ることができ、アクションに対する理解を深めることができます。漫然と続けるのではなく、理解が深まったほうがより納得感が生まれてモチベーションが上がりますね!

3つ目は、エリアごとのコミュニティに参加できることです。

「BrightAction」では、住んでいるエリアを選んで、自分の情報を登録します。(現在はアメリカ合衆国内のエリアしか選べませんが、登録しなくてもここまで記載してきた情報はすべて見ることができます。)

自分のアクションを他の人と比べてみる。あるいはエリアのチームやコミュニティに参加して、お互いにサポートしたり励ましあったりすることができます。自分一人が実践していると思うとなかなか継続は難しいですが、同じ志をもった仲間と励まし合い、ときに競争するように切磋琢磨できると楽しくなりますね!

私たちは気候変動と戦える!

ここであらためて、なぜこのようなサービスが生まれたのかも考えるべきだと思うのです。BrightActionのホームページには、このようなメッセージがあります。

「米国の温室効果ガスの40%は、家庭でのエネルギー使用や移動手段など、私たちが毎日行っている基本的な活動によるものです。つまり、私たちは日々、気候変動と戦う力を持っているのです。」

「気候変動に対して何から始めればよいかわからない人が多いかもしれませんが、 このプラットフォームでは、解決策を簡単に知ることができ、自分に合った行動を見つけることができます。

また、自分のアクションが他の人と比べてどうなのかを知ることができます。そして、一番の利点は、あなたの地域の他の人と一緒に活動できることです。 友人、同僚、隣人など、一緒に活動することでインパクトを与え、より安全で健康的な未来と、より良い日々をつくっていきましょう。」

気候危機、SDGs、カーボンニュートラルなどのキーワードにより、いよいよ本気で動かないと地球が危ないぞという機運が高まっているように感じます。

でも、自分にできることをやったところで、どれだけの意味があるのかという懐疑心。どれだけの人が実践しているのかという猜疑心。環境に良くないことをしてしまったという罪悪感。そんな心のざわめきもわたしは感じます。

そんなとき、BrightActionは文字通り心を照らしてくれるでしょう。なぜなら具体的な自分の現在地を評価により示してくれ、知識を蓄え、仲間と出会う機会をもたらしてくれるからです。

「輝く未来のために何かしなくては」そんな焦りだけでは、息切れすることもあると思います。評価されたり、納得できたり、仲間がいたり。自分の心にも持続可能なマインドで、未来を思う日々と向き合ってみてはいかがでしょうか?

[via BrightActionホームページ, inhabitat]

(Text / Curator: Hikaru Nojiri)
(編集: スズキコウタ)

– NEXT ACTION –

「BrightAction」を参考に自分のアクションにポイントを与えてみよう!同じ志をもった仲間をみつけて切磋琢磨したり、ポイントがたまったら自分にご褒美を与えたりしてはいかが?