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withコロナ時代の生き方に触れる体験を、人口約1400人の村から提案する。「そにのわGLOCAL」のプログラムコーディネーターの仕事とは? #仲間募集

グリーンズ求人ではストーリー記事での求人紹介だけでなく、おすすめの活動の仲間募集を「この指とまれ!」の温度感でご紹介しています。

今回ご紹介するのは、「一般社団法人そにのわGLOCAL」のメンバーの求人。奈良県東部の奥大和に位置する人口約1400人の曽爾村で、インバウンド・国内向けの独自の体験ツアー・プログラムの提供などを行う仕事です。

コロナ禍を経て、地方の価値が見直されている時代に、豊かな自然環境にかこまれた土地で新しい生き方や暮らし方を提案することにもなるこの仕事。いったいどのようなものなのでしょうか?

「文化×食×コミュニティ」の豊かさを体験できるプログラムを提供

曽爾村は、関西屈指のススキの名所である曽爾高原や、国の天然記念物に指定される兜岳と鎧岳、六角柱の岩壁が見事な屏風岩などがあり、「日本で最も美しい村」連合に加盟を認められるほど風光明媚な村です。以前greenz.jpでも、「心もからだも健康になる土地を目指している村」としてご紹介しました。

そんな村には、代々受け継がれてきた歴史や土地に根差した知恵や文化、自然などの地域資源があり、これらの地域資源を熟知した村人が豊かな暮らしを営んでいます。

「一般社団法人そにのわGLOCAL」は、村の中に点在するこれらの地域資源の価値を体感し、学ぶことができるインバウンド・国内向けの独自の体験ツアー・プログラムや、村の課題を知り持続可能な地域の未来を共に考える教育プログラムの提供などを行うために、2020年4月1日に曽爾村と地域住民が協働で設立しました。

提供しているのは、「SONI Experience(ソニ・エクスペリエンス)」。つまり、「SONI=曽爾村」の地域資源を体験できるプログラム。この土地の特徴である「文化×食×コミュニティ」の豊かさを、2-5名の少人数ツアーで地域の方々との交流を通して体験することができるものです。

例えば一泊二日の「心身健美ツアー」では、1日目は曽爾村で採れた食材を使用したランチを楽しんだあと、お寺で念仏・祈祷・鐘付き体験や村民宅でのつまみ細工体験や、「山と漆プロジェクト」とコラボレーションした漆塗り体験など、曽爾村の文化や暮らしぶりを体験。2日目は屏風岩公苑での朝のボディワークのあと、農体験・薬草収穫体験、地元のお母さんたちと一緒に作る料理体験など、心身の健康に配慮した食文化を体験できます。

曽爾村では、地域資源を熟知した村人を「local wisdom」と呼び、彼ら・彼女らと交流する体験を提供しています。

新しいローカルツーリズムのあり方をつくる

「一般社団法人そにのわGLOCAL」事務局メンバーの林須未奈さんは、活動にこめる想いを次のように語ります。

結婚を機に曽爾村に移住した林さん。観光に関する仕事は未経験でしたが、今ではツアーの企画・コーディネートを手がけています。

林さん 大型バスでたくさんの方に来ていただくツアーの方が、売り上げは増えるかもしれません。でも、私たちは売り上げ以上に、曽爾村に来ていただいた方に、働き方や暮らし方について新しい発見があるような、「深い体験」を提供したいんです。

特に今は、コロナ禍で多くの方が生き方を見直していると思います。そんななかで、曽爾村の人々が実践している、物を浪費するのではなく、地域の恵みを生かしながら丁寧に暮らす働き方や暮らし方は、未来を示すヒントがあると思うんです。コロナの影響によって今は国内向けにシフトしていますが、いずれは日本のローカルの価値をグローバルに波及させていきたい。社名にはそんな思いを込めています。

また、事務局長の細谷忠弘さんは、「今回仲間になる人にとっても、新しいキャリアをきりひらくきっかけになるのでは」と続けます。

細谷さん ローカルでの観光プログラムコーディネーターは、ソーシャルディスタンスへの配慮やサステナビリティへの関心など、これまでとは違う発想が求められます。

だからこそ、曽爾村で従来型の観光の枠にとらわれることなく、柔軟な発想で活動して、地域経済もきちんと回るようなコミュニティツーリズムによる持続可能な村づくりの仕組みを確立できれば、全国でもさきがけになれるはずです。

こんな人、この指とまれ!

今回募集しているのは、「一般社団法人そにのわGLOCAL」の「国内プログラムコーディネーター」1名です。

主に国内旅行者向けに、食と農、伝統文化など農村に宿る地域資源を起点とした各種旅行商品・体験プログラムの窓口運営や企画立案・実施を行います。コロナ禍が収束後は、インバウンド観光の推進に取り組むことも視野にいれているそうなので、英語など多言語が話せる方は歓迎とのこと。

また、林さんが未経験からの転職だったように、新しいことでもバイタリティを持ってチャレンジする方であれば必ずしも観光業に携わった経験は必要としないとのことです。(もちろん、経験者も歓迎だそう)

募集対象

1. 概ね20歳以上35歳以下の方(令和2年8月1日現在)
2. 性別・学歴は不問
3. 心身ともに健康で前向きに挑戦する意欲のある方
4. 曽爾村に住民票を異動できる方
5. SNS発信が得意な方
6. 旅行することが好きな方
7. 日本語で日常業務が可能な方、及び、英語など多言語が話せる方
8. 基本的に3年間は継続して活動することができる方
9. 地域の活性化に意欲があり、地域が抱える課題の解決に積極的に取り組むことができ、コミュニケーション能力旺盛な方
10. 普通運転免許(AT限定可)を所持し、実際に運転ができる方
11. 一般的なパソコンの操作ができる方
12. 地方公務員法第16条に準ずる欠格事項に該当しない方

ただ気になるのが、人口約1400人の村に移住したら孤独になるのでは? ということ。

曽爾村に新たにオープンした施設「そにのわの台所 katte(カッテ)」内にあるシェアキッチンのコーディネーター・森裕香子さんは「曽爾村は移住者が孤独になりにくいんです」と語ります。

そにのわマルシェの様子。

森さん 曽爾村は人が集まる場があって、孤独になりにくいですよ。今年7月から、毎週「そにのわマルシェ」というイベントを開催してるんですが、そこには村のおじいちゃんおばあちゃんだけでなく、移住してきた方も出展しています。曽爾村はここ数年で移住者が増えているんですが、もともと地域にいた方も移住者も横のつながりも強く、みんなで協力しあって活動していますね。

曽爾村が官民一体で漆の植栽などに取り組む「山と漆(大和漆)プロジェクト」のコーディネーターを務める方も、この村への移住者。村の印象について、次のように語ります。

いろんな活動をしている方と連携しながら取り組んでいけるのが心強いです。いつも支えてもらいながら活動している実感がありますね。それは、移住者がこの村の文化や人々の想いを大切にしているからこそ。新しく仲間になる方も、そうしたものを大切にできる方だといいかもしれません。

暮らし方・働き方を提案する仕事

林さんや細谷さんの話を聞きながら、今回の求人は単に「観光のプログラムコーディネーターの募集」ではないな、と感じました。

コロナ禍を経て、生き方や暮らし方を見直す人が多くなっている中で、自らその暮らしを実践し、地域を訪れる方に体験してもらう。withコロナ時代の暮らし方・働き方を、人口約1400人の村から提案する仕事です。

エントリー期間の締め切りは迫っていますが、興味を持った方は、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

募集の詳細はこちら

– INFORMATION –

オンライン説明会を開催!

「一般社団法人そにのわGLOCAL」では、今回の求人のオンライン説明会を予定しています。興味を持った方は、ぜひお気軽にご参加ください。

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(写真提供: そにのわGLOCAL)

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