毎日、家で出るゴミ。
コンポストを活用したり、再利用できるものは捨てないように心がけることはできますが、なかなかゴミを少なくできないと悩んでいる方も多いのでは?
そんな人たちに実践してもらいたいアイデアの一つが「ワインコルクプランター」。その名の通り、ワインのコルクを植物のプランターにしてしまおうというDIYレシピです!
必要なのは、どれも手頃に用意できるものばかり。ワインコルク以外の道具も、1000円以内で買い揃えられそうです。
・ペン
・小さいナイフ
・マイナスドライバー
・土
・植物
それでは、早速つくっていきましょう!
まず、コルクに円を描き、それに沿ってナイフで切り込みを入れます。
次に、円の中のコルクを、ドライバーで少しずつかき出します。
半分以上くり抜いたら、そこでストップ!
最後に、土と植物を入れて、完成。たったこれだけです! ワインのコルクには、ワイナリーのロゴが印刷されていることも多いので、ひとつひとつユニークなデザインに仕上がるのも楽しいですよ。
例えば、水やりが少ない多肉植物の株分けをして、コルクに挿すとお手入れも楽チン。いくつかつくって、机の上に並べたり、磁石を貼って壁や、ベランダに飾ると部屋が華やぎますね! コルクに土を入れ植物を挿して、本当に育つのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、時折スプレーで水をかけてあげるだけで、きちんと育つのだといいます。
何かに活用できそう、でも何に使えばいいのかわからない…と思っていたコルクもこうやって再利用できると、「手元にあるもので新しいものがつくれた」とうれしいもの。
最近ではDIYがすっかり定着しましたが、ただ節約や手づくりを楽しむためだけでなく、ゴミになるものを手軽に再利用できることは、環境に配慮して暮らすことにもつながります。
日本では、一人当たり毎日1キロのゴミを出しているとされ、ゴミの焼却炉数も世界一。(出典元)
この状況を改善するためには、ゴミを減らす、環境に悪い洗剤は使わない、電気やクーラーを控えるといった“しない”ことが基本かもしれません。ですが、手元にあるものから何か“つくる”ことで、生活を楽しみながら環境のことを考える、そんな暮らしを長く続けていけるかもしれませんね。
[via inhabitat, upcyclethat]
(Text: 菅原沙妃)
(編集: スズキコウタ)