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お気に入りのあの店を応援できるクラウドファンディング型サービス! アプリを開発した「Credibles」が育む、地域と食の新しい関係性って?

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みなさんには行きつけのレストランや個人経営のカフェってありますか?

チェーン店もいいけれど、地域の暮らしを一緒につくるローカルなお店はなんだか応援したくなっちゃう方は多いかもしれません。

今回は、3年前にgreenz.jpで取り上げた小規模フードビジネスのためのクラウドファンディングサービス「Crecibles」のその後について、ご紹介します。

クラウドファンディングといえば、日本でも「READYFOR?」や「Makuake」などが有名ですが、「Credibles」がそれらのサービスと大きく違うのは、”事前支払制”という部分。出資額に応じて「Credibles」独自のポイントを受け取り、その出資先のお店のフードを楽しむことができます。

そんなCrediblesのキャッチコピーは、

If you eat, you’re investor.(食べるだけで投資家になれる。)

店頭でお金を渡して商品を受け取るだけの関係性ではなく、お金と一緒に”気持ち”を投資し、応援したいという思いの「見える化」をしてくれるサービスなのがとても魅力的。

「Credibles」の利用が進めば、買い手と売り手という関係ではなく、お店をつくっていく仲間として一緒に地域の「食」を育むことができるようになるのです。

低予算で導入できるアプリ決済で、さらに多くの人々へ。

2012年にニューヨークとカリフォルニアではじまってから、世界へ広まりつつある「Credibles」。彼らが次の成長のために開発したのが、決済や店舗検索などの機能を搭載した専用アプリです。

早速、そのアプリの使い方を見てみましょう。
 
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下のタブを左から順番に見ていきます。1番左のタブをクリックし、「Get Credibles」を選択すると、応援したいお店の一覧を見たり、検索することができます。

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真ん中のタブを使えば、新しいお店を発見することも。位置情報を利用すれば、近くのお店を探すことも可能。

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そして1番右の「Gift」タブは、誰かに贈りものとして自身の「Credibles」ポイントを送ることや、プレゼントを受け取ることもできるのです。

このように最低限の機能しか持ち合わせていなく、シンプルで使いやすいのも特徴のひとつ。店側にとっては、タブレット端末を置くだけで利用できるので、初期投資も少なく済むのがうれしいところ。

実はこのアプリ、日本でも使うこともできます。しかし残念ながら、まだまだ導入しているお店はほとんどなく、アプリも英語でしか対応していない様子。みなさんの馴染みのある店を広めていくためにも、日本語対応や導入店の増加に期待したいですね!
 
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「Credibles」の共同創業者であるGuillaume Lebleuさんは、今後のサービス展開について、このように決意を話しています。

「食」は私たちの生活に深く関わりを持っているのに、季節に左右されやすいため、金融機関からのサービスを受けられにくい側面がありました。

なので、「Credibles」を通じてそういった現状を変えると同時に、私たちは「食の流通や提供を変えたい」と思っている人々をつなげていきたいと思っています。

みなさんもこの機会に、チェーン店ではなく、地域に馴染みのあるお店の大切さを考えてみませんか?
 

[via fastcoexist, shareable]

(Text: 岡田弘太郎)