こんにちは。green Booksを担当している鈴木菜央です。
greenz.jpはだれでも自由に(無料で)読めることを大事にしているウェブマガジンですが、そんなメディアで在り続けて、さらに発展していくために、「greenz people」という、会員制度を持っています。
2013年2月の募集開始以来、たくさんの方に会員になっていただけて、現在は317名。
しかし、まだまだgreenz.jpが寄付のみで安定運用するには、人数が足りません。ちなみに、3,000人の方がgreenz peopleになりグリーンズを支えてくださると、greenz.jpが会員からの寄付のみで運営できるようになります。
そのgreenz peopleにだけ年に2回届く冊子が、今回紹介する、green Booksです。green Booksは、「ほしい未来のつくり方」がわかるブックレーベル。無料で読めるgreenz.jpを敢えて支えようと思ってくださるgreenz peopleに、一冊一冊、大事にお届けしています。
今回できあがった最新号のテーマは『グリーンズのしごとのつくりかた』。
グリーンズがどうやってお金をつくり、ビジネスを回しているのか? 過去にどんなプロセスを経て、今に至るのか? うまくいったこと、いいかなかったことは? グリーンズの未来はどこに行くのか? という内容で、総ページ数110ページという大ボリュームでお届けしています。
気になる? 読んでみたい? 一番下に立ち読みリンクがあります!
YADOKARIさわだいっせいさんの評価は?
今回は、greenz.jpも大好きなウェブマガジン「未来住まい方会議 by YADOKARI」を運営するYADOKARIのさわだいっせいさんに、冊子を読んでの感想をお聞きしました。
わたしたちと同じように、ウェブメディアとコミュニティを運営する彼らとして、どんな評価をしてくれるんでしょうか……?
僕とgreen Booksとの出会いは、僕と鈴木菜央さんとの出会いでもある。
「Vol.1を郵送しましたが住所違いで返って来ました」そう菜央さんからメールがやって来たのだけれど、直接著名人とやりとりする機会なんて滅多にないと思い、僕の活動のURLが記載された署名欄(普段使っていない)を返信メールの目立つところに貼ってみた。
すると返事はすぐにやって来た。「YADOKARIめちゃくちゃ面白いですね。近々小さな家をセルフビルドしたいと激しく妄想しているのです。何か一緒にやりましょう!」おおおお、釣れた…!!あのアタりは一生忘れません(笑)。
そんな出来事を起点にして、そのあと対談をさせてもらったり、一緒に小屋を作ったり、HATに呼んでもらったり、YADOKARIの活動を色んな方々に知ってもらう機会を頂いています。
実はYADOKARIの活動もグリーンズを大いにロールモデルとしています。
「難しいテーマをスマートにセンスよく」そんなイメージのグリーンズだけれど、green Booksを読むと、これまでの活動の中で、方向性を見失い迷いまくっていたり、メンバー自身の弱さも吐露していたりと、本当にダメダメな姿を赤裸々に語ってくれている。
そこまで公開しちゃうのかという驚きもあるけれど、不思議なことにYADOKARIの活動上の上手くいってない部分と、グリーンズのその姿を重ねて「まあなんとかなるさ」と思わせてくれる精神安定剤的な効能もある本なのです。そんな人間らしく等身大でオープンなスタンスにとても共感していますね。
今回Vol.3のテーマ「しごとのつくりかた」はイコール「お金のつくりかた」。活動を永続させるには避けて通れない問題で、今まさにYADOKARIをどうマネタイズしていくかを考えているので、タイムリーに知りたかった情報。
小野さんを中心に書かれている「グリーンズが大事にしている7つの視点」は活動の本質を失わず、どうお金を生み出すかという視点で、これを共有してくれているのは本当に有難い。すべて実践した上で、効果をまたフィードバックさせてもらいます(笑)。
(greenz peopleの面々を拝見していると、面白い活動をされている方が沢山いるので「greenz people ルーレット」てな感じで「あの人とあの人のプロジェクトを勝手にコラボ」させちゃう仕組みなんてあれば楽しいのにな。単純に交流会などでお話するだけだと、コラボプロジェクトってなかなか生まれにくいけど、グリーンズが起点となり、どう組むかをアイデア出して「○○番と○○番が○○コラボ!」みたいな。ってこれ、王様ゲームみたいだな(笑)。)
YADOKARI LLC 共同代表兼アートディレクター
1981年兵庫県生まれ。コスメブランドデザイナーを経て、2013年YADOKARI LLC創業。神奈川県逗子市在住。海近・庭付・築40年のミニマル平屋を改修しながら、嫁、娘の3人で住まう。現在、唐揚げ小屋を出すことを水面下で企て中。
【運営メディア】
・未来住まい方会議 by YADOKARI(http://yadokari.net)
・休日不動産(http://holidayrealestate.jp)
・AURORA(http://aurora-onlinestore.net)
よかった!さわださんに、喜んでもらえたようです。僕、釣られたんですね(笑)。そして、「精神安定剤的な効能もある本」というコメント、苦労が報われるというものです。
次は、あなたの番です
さて、おもしろそう!と思った方は、以下で立ち読みできますよ。また、ダウンロードして、iPadなどでじっくりお読み下さい。
そして、ぜひgreenz peopleにお申込みを。
今お申し込みいただければ、このgreen Booksが12月半ばにあなたの手元に届きます!