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音と光で旅行者をナビゲート!コペンハーゲンに現れたインスタレーション「WTPh?」

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海外を旅行中、人に道を尋ねようとしても、通りや町の名前をどう発音していいのかわからなくて困ったことがありませんか?仮に通じたとしても、今度は相手の言う音とつづりが一致しなくてわからない…なんてことも。

今ではスマートフォン片手に旅行をする人も増えて、誰かに道を聞くことは少なくなっているのかもしれません。でも、せっかくなら現地の人とコミュニケーションを取りたいものですよね。

そんな旅のコミュニケーションを後押ししてくれるのが、今回ご紹介するインスタレーション「WTPh?(What the Phonics)」。デンマークの首都コペンハーゲンに、声と光で発音を教えてくれる、旅行者にやさしい案内板ができました。

まずはこちらの映像をご覧ください。

外国人にとって発音が難しいと言われているデンマーク語でも、ちょっと手を貸すことで旅行者に親しんでもらえるのがわかりますよね。

仕組みはとっても簡単。デンマーク語ネイティブの人に通りの名前を発音してもらい、それを音節ごとに区切って、壁から下げたスピーカーから聞こえるように。その声と同時に、音節ごとに文字の上が光るようにすることで、どこが発音されているのか一目で分かるようになっているのです。

異なる文化を橋渡しするこのインスタレーション。デザインしたのは、DIID(Copenhagen Institute of Interaction Design)の2人のデザイナー、Momo MiyazakiさんとAndrew Spitzさんです。アメリカ出身とフランス出身という異なるバックグラウンドを持つ二人だからこそ、生まれたとアイデアと言えます。

WTPh02

今回はコペンハーゲンでも旅行者の多い地域にある、通りの名前に限って作られました。これが一つのきっかけとなり、駅の標識に応用されたり、さらには他の国へも広まっていく可能性を秘めています。

こんなふうに声と光で教えてくれたら「発音が間違っていたら恥ずかしい…」なんて思うどころか、どんどん使ってみたいと思えますよね。現地の言葉や現地の人に触れるという、旅の醍醐味が今まで以上に味わえそうです。

町の人にとっても嬉しいのは、スピーカーに耳を傾けている人を見かけたら、旅行者だと言うことが一目で分かること。「どこから来たんですか?」「道を教えましょうか?」と気さくに声をかけようという気持ちになるのではないでしょうか。

旅行者はお尋ね者?お客様?それよりも旅の間だけは“町の一員”と考えてみませんか?そんなふうに旅行者をおもてなししながらも、地域の人も楽しめる町にできたら素敵ですね。

[via inhabitat]